昨日警察に提出していた事故の診断書を返してもらい




少々ケガはしたけれど人身事故にしないように申し出た。




保険会社に確認をしたところ治療に対しての支払いに問題はないということで




行政処分の対象となる人身事故にはしなかった。






過度なスピード違反や暴走行為、煽り運転や迷惑な違反行為に対しては




それ相応の処罰は絶対に必要だと思う。




しかし、油断や失敗を許さないというのはどうかと感じる。




検挙ありきの警察の対応には、以前から疑問を感じている。




「事故のないように…」




「規則ですから…」




テレビで警察官がいかにも正義の味方のように、




違反する者が悪人のように番組を作りあげているが




失敗はするよ。人間だもの。




事故や事件になる前に気をつけてもらうことは大事だけれど




失敗したら痛い目に合わすというやり方には納得できない。









本当に悪いヤツはしっかりと懲らしめる。



でも、失敗したらみんなで助け合う気持ちが必要だと私は思う。

「○○で林野火災が発生しています」




消防本部から本日二度目の連絡が入った。




またか…




痛い足を引きずり火災現場に向かう。




やっぱり屋外で火を使ったために発生した火災だった。




空気が乾燥して風のある日はたびたびこの結果になる。




「いつも燃やしてるから大丈夫と思って…」




「気をつけていたけど火が大きくなって…」




後で反省する人もいれば、自分は悪くないと逆ギレする人もいる。




とにかく火を使う時はよく考えてちょうだいね。




消防団員は地域社会のために頑張っています!

昨夜ウオーキングの途中に、交差点で前の信号が青に変わるのを待ち




横断歩道の半ばをすぎた時だった。




右折の車が私に向かって突っ込んできた。




その衝撃に体は宙に浮き、そして地面に落ちた。




痛いぞ、なんか。




頭を打っていたのはわかった。




血がいっぱい流れているのもわかった。




ドライバーが駆け寄り安否確認をして救急車をよぷ。




私も家に連絡を入れる。




車にはねられたんで救急車で病院へ行ってくる。





「えーっ!」




担架で車にのせられ走り出す。




途中でドクターカーと中継して止血などの治療をうける。




ふたたび走り出した救急車が病院に到着するころには目に入った血でぼやけてあまり見えなかった。




額がパックリあいてますねぇ。




そう言いながら医者が縫合手術をする。




そのままHCUに運ばれた。









体が痛い。



頻繁にナースコールで要求ばかりする婆さんの声がうるさい。



重機が動くようなイビキをかくオッサンがうるさい。



ピ、ピ、ピ、ピポン、ピポンとなり続く機械類がうるさい。



長い夜は、眠れない夜だった。



明日の予定はすべて白紙になった。


ドッ、ドッ、ドッ




大きな音が空気を揺らす。




なんだ!なんだ?




外に出ると家の前に大きなヘリコプターが降りてきた。

















おー、あれは噂のk-maxだ。



みんながスマホをかまえて写真を撮る。
























そして、また空気を揺らして飛びたった。



ドッ、ドッ、ドッ



みんな興奮気味に「今日はエエもん見たなぁ」と言いながら立ち去る。



数時間後にまた大きな音が聞こえ始めると



同じように人々が集まってくる。



「こんなヘリが家の前に降りて来るってスゴイねぇ」




ここは地味にスゴイとこらしい。

財布の中に打ち出の小槌を入れた。




きっとこれで私はお金には困らない




はずだ…。









なんの根拠も保証もないけれど




信じることが希望になる。




たいがいのことが、そんなものだ。



















期待しないで待つべきか、



精いっぱいお願いするべきか、



打ち出の小槌だと想像する種に



夢をたくす。