びわ湖大津館 (旧琵琶湖ホテル) | バイオレッターの心も身体も軽やかに

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滋賀県大津市にある

戦前のモダニズム建築の

大津館(旧琵琶湖ホテル)は

滋賀の薔薇園を検索して

初めて知りました!





薔薇鑑賞が目的でしたが

大好きなモダニズム建築まで

見られるとは

嬉しい限りの幸せです😆🙏



大津館について

調べてみました。



こちらの大津館は

1934年(昭和9年)竣工、

外国人誘致を目的として

建てられた、

県内初の国際観光ホテル、

“琵琶湖ホテル”でした。



歴史上の著名人、

昭和天皇、皇族、

ヘレン・ケラー、

川端康成も宿泊されたとか。



外観は

城郭建築や社寺建築の様式を

取り入れた桃山風破風造りを

特徴とした、

鉄筋コンクリート造りの

地下一階、地上三階の建築です。



設計は岡田信一郎(1883〜1932)


(名前に記憶はあるのですが
建築物と結びつかない、、😅
調べてみると!🤯🤯🤯
大阪市中央公会堂、鳩山会館、
明治生命館、歌舞伎座と
モダニズム建築史に残る名建築
ばかりでした!)



ここで、おかしいな?と

思ったのが、

このホテルは1934年(昭和9年)の

竣工なのに、

岡田信一郎氏は

1932年(昭和7年)に

亡くなっているのですよ🙄




調べてみると、

岡田信一郎氏は

和風意匠の原案を出した後に

亡くなり、

その後、弟の岡田捷五郎氏が

引き継いで設計されたそうです。




外観は和風、

内部は洋風の和洋折衷スタイルは

よく見かけますね。






自動ドアになっていました。



入口の左手がスロープに

なっています。



会館によく見られるスタイル、

シンメトリーの照明です。

ホテルだからか、

上へ行く階段が見えていませんね?



入って右手になります。



レストランが

あるのですが、

まぁまぁのお値段につき、

入りませんでした😅




昔のホテル時代の

ルームキーBOXです。



昔のアメリカ映画で

よく見たような雰囲気です😄



昭和20年代には

ジャズバンドの演奏も

していたようです。



三階の市民ギャラリーで

切り絵の展示会を

やっているとの事で

見に行くことにしました。




エレベーターのドアが木製?!



このレバー!!🤯🤯🤯


百貨店のエレベーターガールが

操作していたような記憶が

ありますね〜😄




ピンボケしちゃいました😣


知らなかったのですが

神戸生まれの切り絵作家、

にい瑞良さんの

アルフォンス・ミュシャの

切り絵展でした。



撮影禁止でしたので

ご興味おありでしたら

下のyoutubeでご覧下さい😄



レースのように

繊細なカッティング!!

神業です😵😵😵



しかも

全部、繋がっています!




昭和30年頃の

京阪電車のジオラマ模型が

ありました。




私が子供の頃は

こういう風景が

まだ残っていましたね。





西岸良平の「夕焼けの詩」の

世界です〜😭




現在の大津館は

1998年に

琵琶湖ホテルが

浜大津に移転することになり、



こちらの

旧琵琶湖ホテルの建物が

取り壊されるのを

危惧した市民が

保存運動をおこし、

大津市が耐震工事、

改修保存を行って、

2000年、大津市指定有形文化財に

なりました。



そして、

2002年に

びわこ大津館として

大津市の文化施設と

なったそうです。




市民の想いが

伝わって保存されたとは

素晴らしいですね✨💖✨




大津館は

今年も満開の薔薇と

琵琶湖を眺めているんですね🍀🌈




ずっとずっと昔、

イギリス人だった私の

郷愁の想い出に繋がる

イングリッシュガーデンと

モダニズム建築に

癒された善き一日と

なりました💖✨🍀🌈🧚🌹






最後まで

お読み頂きまして

有難うございます(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠✧⁠*⁠。