高校時代、映画Help!のカラーで分かりやすいコミカルなトーンに対して、モノクロかつシニカルな映画A Hard Day's Nightは地味なイメージでした。
 でも、リマスター版を見て聴くとジョンのガリガリいうアコースティック・ギター(J-160E)、ジョージのキラキラした12弦(Rickenbacker 360/12 Fireglo)、ポールのブリブリベース(Hofner 500/1)、そしてリンゴのカチカチのリムショット(Jazz Festival)が一体となった演奏が!
バンドをやり、ビートルズサウンドを知れば知るほど、偉大で奥深いものだとを思い知ることになったのでした。
今日はそんな魅力を少しでもお伝えできたらと思います。

このアルバムで一番身体にメロディーが染み付いているのはチャック・ベリーのカバー曲「Roll Over Beethoven」。
小さい頃、家族みんなで見たセント・バーナード 犬が主役のコメディ映画「ベートーベン」でも使われていました。
 父親の運転する車の中でよく流れていて、冒頭のギターリフが聞こえたら「あ!ノリノリの曲だ!」とすぐにピンとくるほど身体に染み込んでいました。
 後々考えてみると、クラシック大好きな家族はよくベートーヴェンを聴いていたので歌詞の内容を考えるとなんだか変な話ですね(笑)
 ビートルズが演奏しなければ出会うことがなかったかもしれないカバー曲たち。
 不思議と親しみやすいサウンド。
 小さい頃聞いたワクワク感を今でも感じながら演奏してみたいと思います!(^^)
中学生の頃からビートルズに夢中だった自分。
当時、地元福岡で某企業が主催するビートルズ・コンテストの開催を聞きつけ、コンテスト出演のために地元の同年代の仲間とバンドを組みました。
そのとき、演奏した曲が、今回特集する『With The Beatles』の3曲目の『All My Loving』。
 楽器を始めて間もなく、バンドを組んでも間もなかったので、毎日、バンド仲間とエドサリバン・ショウのAll My Lovingの動画を観ながら、その曲だけ必死に練習したのを今でもはっきりと覚えています。
 結果、準グランプリ&ポール・マッカートニー賞を受賞することができました。
 ちなみに、当時、野球部だった自分が、坊主頭でコンテストに出演し、ポールになりき って首を振って歌っていたのも今では良い想い出の一つです(笑)
 
 『All My Loving』が入ってる『With The Beatles』。
 自分の音楽人生のルーツになってるアルバムの一つです。