これはもともと経済評論家の勝間和代氏が話していた『日々0.2%の改善が1年後2倍3倍になって結果が出てくる』ということから始めたことです。
ただ、同じことの繰り返しの毎日の中で、どこまで改善余地があるのか。そう思いつつも実はできる限りの改善を探してきました。ただ、『日々』ってのは正直難しさがあるので週単位って感じですが。
他人にとってはどうでもいいことも、自分にとって改善余地があればそれは『改善』。なので、『最近足の裏のタコが痛いな』と感じれば、魚の目・タコのバッチを貼り、楽になればそれは日常生活で苦痛を排除したので『改善』としました。個人的には、0.2%というのは実はすごくハードルが高い数値のようにも見えます。勝間和代氏のように毎日0.2%は凡人には無理なので、そこをどこまで緩めるかですね。あと、勝間氏の改善は『継続性のある』改善が基本なので、私のように部分的な改善はあまり含んでいないように思います。でも、その改善で自分の生活が過ごしやすくなっているので、それはそれでいいのかなと思います。スマホのアプリを削除したのもその0.2%改善の一環です。
自分にとっての快適が他者にとっての快適が一致すればそれはいいことなのですが、実際はそういうことでもないのかなと思います。特に家の0.2%改善は結構ハードルが高いです。
家計の0.2%改善。お金が無尽蔵にあればいいのですが、給与で生活するのでそれはない。月に何割の割り振りでいけば、家計がマイナスにならずにすみ、必要なものを補充し、必要な資金を必要な場所に当てることができるのか。Money Forwardを使って把握し、よく家族で話し合いを持つのですが、どうしても共通理解できてない部分があります。そこを0.2%改善することが結構有効かなと最近思うようになりました。一馬力収入、手術代の準備、私立中の娘の学費などで、限界枠の中でのやりくりは必要なことでした。
うちの妻は『だいたいの把握でものを購入するタイプ』なので、かつてアルミホイルが最大12個まで増えたことがあったんですね。封が空いているものも数個ある状態。(今は3個まで減ってます。笑)食材関係もそうなのですが、だいたい把握は結局、『破棄』が多くなります。個人的にはこれを仕組みでなんとかできないかと思ってあれこれやって。そして、妻もおそらく思うことがあったんですね。私がいない隙に冷蔵庫のものこっそり捨ててましたし。でもゴミ捨て時に重いのでバレるんですよ。笑
買ったのに使わないのは家計的にも非常に良くないし、思いつく限りの0.2%改善を地味にやっていたんです。でもなかなか改善しない。1年くらいかかってその理由がわかりました。根本的な問題が家計の助けになると思ってやっていた『生協』にあったんです。その結果、アルミホイル大量保有みたいなことも起きたわけです。ちなみにアルミホイルも生協で購入してました。この個数把握ですけど、試行錯誤時にアプリ管理とか場所の管理とか色々やって個数把握をできるようにもしたのですが、量の購入制限まではうまくいきませんでした。個数管理は夫婦お互いにギスギスするんです。
生協の購入パターンは文字の羅列や写真からの選択。これと、妻の『だいたい把握』は相性が激悪。妻は、買うものを書き出して買うほうが『スムーズ』で、『だいたい把握』と相性がいいということもわかりました。冷蔵庫内が飽和になるのも、『生協』で足りなかったものを『スーパー』で買う二本立てが理由。これも、『だいたい把握』と相性が悪い。これを話し合いました。
数カ月かけて妻と交渉し10年近く使っていた生協を4ヶ月前に『解約ではなく一旦ストップ』しました。あわせて食費を1ヶ月単位ではなく3ヶ月単位にしました。結果は劇的で、破棄する食材もほぼなくなりました。月単位で6〜9万円前後まで食費が落ち着いてます。弁当を作ってこれなので、おそらく一般家庭の平均枠内に入っていると思います。食費の値上がりのことを考えれば家族3人分の一日3食分の食費としては少ないくらいです。妻の『だいたい把握』がいい方向で活かされてます。
妻の次のステップは、決済手段の選択ですかね。妻はお小遣い等を入れて年間150万分のお金を動かすので、ポイント還元とかキャッシュバックなどが考えれたらそこからさらに2〜3万円分をこっそり自由に使える分が確保できるわけです。何だったら100万円チャレンジもできる。実はすでにできるように妻名義ですべてのものを揃えてできるようになっているのですが、話をしてもまだピンとこないようなので時期が来たらですかね。まあ、ニコニコ現金払いが、妻の『だいたい把握』に合ってるから私もあまり強く言ってません。もったいないですけど、、、。だって今の現金払いを切り替えて5年続けただけで、15万ポイント分溜まってるし、、、。
食料費と雑貨費を細かく分けたので、台所用品は別途買うことになりましたが、これが結構いい感じ。余分なものが増えないですし、家族で『これなくなりそう』って管理ができるようになりました。以前のように私だけが個数を把握して注文してる感じにもならない。ギスギスしない。それまでは、ストック箇所にものが無くなったら私がポチポチ買ってたのですが、これだと家族はみな何がどれだけストックが有るのか把握できていませんでした。今は使っているものが無くなる直前に購入するようにしているので、モノの把握もしやすいし、新しいものを試しやすい。これはある意味利点です。
電気代も最近カテエネレポートを見たら昨年の同時期よりも38%使用料が減っているということで、0.2%改善し続けてよかったと思います。ただ、今現在家の電気を大きく消費しているのはかれこれ15年ほど使用している冷蔵庫なので、これ以上は難しいかな。今後買い替えは必須かなと思ってます。
問題は住居費ですね。管理費等が地域の高齢化で管理費内の共用費部分が異常に高くなり、高い月で7千円ほど上げてきました。これね頭おかしいと思うんですよ。異常に回数の多い水槽タンク内掃除や、全くしなくなった花壇等の手入れ。インターネットも共用部品がぶっ壊れているのを把握しているのに管理会社は、2年間無視。で、流石に頭にきて管理会社をすっ飛ばしてインターネットの会社に直接連絡したら慌てて間に入って修理に入ってました。水道代は管理組合が徴収するのですが、浴槽張ってなくて1万円は異常。これを確認したところ、共用タンクの清掃や、手入れしてない花壇の水や、してもいない共用部の清掃に利用したとして一軒あたり水道量70㎥分を割って請求が入ってました。勝手に張り紙張ってそれは横暴だと思うんですけどね。これは、改善云々の話じゃない。引っ越しは、住環境には吉な感じです。
色々ありますが、0.2%改善は効果があるかなと思います。だめだったことについても、試行錯誤が次に活きますし、今の問題点が洗い出せ、少し前に進みます。その繰り返しです。