憂鬱 | 壁の花

壁の花

50歳、地味なパート主婦。

1週間休んだのち、出勤した。
勤務先では、非常勤講師に有給休暇がないので、忌引きではなく欠勤扱い。
制度なので、仕方がない。
 
しかし、同じく制度といえば、
葬儀に届けられた豪華な供花・弔電、香典等には驚いた。
勤務して2か月足らずであるから、それらのお悔みは形式的なものであるが、
田舎の葬式で人目を引くのには十分で、体裁が整ったことは確かなのだった。
 
ところで、欠勤中の授業は、課題(=自習)中心だと思っていた。
が、ふたをあけてみると、
専任教諭が1~2コマずつ分担して、交代ですべての授業を行っていた。
 
ありがたいといえば ありがたいのだが、
複数の先生がそれぞれのやり方で教えたあとであるから、
やりにくいのは間違いない。
 
せっかく慣れて、自分のほうを見てくれる生徒が増えてきたと感じていた矢先、
また、やり直さねばならないのだ。
私自身、教諭であった昔と比べて、授業に対して手を抜いているとは思わないが、
私立で異動もなく、彼らの出来具合や性格などを熟知している専任には、
今かなわないと思う。
 
 
とはいえ、ずっと家にいてやることもないではないか・・
行くしかないのだ、あそこに。
そして、またぶつかるしかないのだ。