【掲載のお知らせ】「北の災害食レシピコンテスト」一般部門最優秀賞(北海道知事賞)レシピ! | おいしいじかんとちいさなしあわせ

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ワーキングママの簡単おうちごはんと子育ての記録

公式リリースされましたので、

 

改めてお知らせです。

 

 

以前からブログを見ていただいている方にはくどいかもしれませんが、

 

わたしが考案したレシピのひとつですが、

 

北海道庁さん主催「北の災害食レシピコンテスト」一般部門の最優秀賞(北海道知事賞)に選んでいただきました。

 

書類審査にて優秀賞受賞の後、

 

9月1日、実戦審査にて、最優秀賞として認められたものです。

 

なお、応募数は、

 

一般部門 183

 

アレルギー対応部門 21 

 

だったそうです。

 

ちなみに、今回、わたしが、アレルギー対応部門2品についても、

 

入賞とのご連絡をいただいておりまして、

 

レシピ集としてまとめられるそうです。

 

コンテストの様子は、過去ブログの記事にもありますので、

 

よろしかったら、ご覧ください。

 

 →「北の災害食レシピコンテスト」 【レポ①】 【レポ②】 【レポ③】

 

最終審査に参加される方がどんな方なのか?は道庁さんのフェイスブックに掲載されていたのですが、

 

他の方、栄養士さんとか学生さんとか、

 

一応その道に通じた方ばかりで、

 

わたしだけが全くの普通の主婦なんですよね。

 

ま、働いている関係で「会社員」の肩書ですが。

 

だから報道インタビューで、

 

「普通の主婦のわたしにはもったいない賞です」って言っちゃった。

 

 

 

さて、

 

「北の災害食」のポイントですが、

 

最大のポイントは、

 

冬の避難生活を想定したものであること

 

です。

 

北海道にお住いの皆様はご存じですが、

 

最低気温がマイナス○○度の日もあります。

 

実際、旭川でマイナス41度を記録したこともあり、

 

旭川銘菓で「氷点下41度」という名のお菓子もあるほどです。

 

想像を絶する寒さ。

 

防寒対策を兼ねた料理を提供することが必要なんですね。

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

以下、わたしが応募したPR原文。

 

北海道の災害食でまず考えたいのは防寒と傷みにくい食材で作ること。北海道の郷土料理のひとつ、三平汁を、鮭水煮缶と甘酒缶、塩と北海道産昆布、常温保存できる北海道産の野菜を使って、簡単に作ります。アレルギーのある方でも安心して召しあがれるよう、鮭以外はアレルギーのない食材で仕上げました。具材は大きい方が食べ応えがあり、満腹感を感じやすいのですが、子どもからご年配の方まで安心して食べていただけるようあえて小さめにしています。鮭は水煮缶を使うため、骨があっても食べやすく、気にならずお召し上がりいただけます。栄養もバッチリ、ごはんやおにぎりとの相性もよく、心も体も温まるホッとする味です。

 

体も心も温まる北海道自慢の三平汁

 

 

●使用する食材・調味料・分量

 (4人分)

 

飲料水(ペットボトル)800cc

甘酒(缶)1缶 

塩 5g位

鮭水煮缶 1

北海道産昆布(乾燥)2g

北海道産じゃがいも約3個(250g)

北海道産人参 20

北海道産大根 100

北海道産長ネギ 1/2

 

 

 

【つくりかた】 

  1. 水が使える環境で可能であれば、昆布は湿った布巾で表面を軽くふきとります。

  2. 鍋に飲料水、昆布を入れ、カセットコンロで加熱します。

  3. 沸騰直前に昆布を取り出します。

  4. じゃがいもは皮をむいて一口大に切ります。大根、人参は皮をむいて半月切りかいちょう切りにします。長ネギは、斜め薄切りにします。

  5. 野菜を切り終えたら、長ネギ以外の野菜と鮭缶の中身を鍋に入れて煮込みます。

  6. 野菜に竹串を通し、火が通っていることを確認し、甘酒缶を開けて、入れます。

  7. 長ネギを加え、味をみながら、塩で味を調え、火を止めて、完成です。

【ポイント】

水は野菜を煮込むと減るので、出来上がり量を考慮しています。

じゃがいもは小さめ、人参、大根は薄く切り、無駄にガスを使わず、早く火が通るようにし、また、咀嚼力が弱い子ども、ご年配の方にも食べやすく工夫しています。

鮭水煮缶や甘酒缶の種類によっては塩分の量がかわりますので、必要に応じ、塩の量を調整します。

 

 

なお、応募時の原文を書いています。

 

レシピ集およびクックパッドで公開されている内容と若干異なります。

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

このコンテストですが、

 

クックパッドで知りました。

 

募集開始から数日しかたっていなかったんですけど、

 

アレルギー部門もあって、

 

アレっ子の母としては「役に立ちたい」という思いが先立ちまして、

 

すぐアイデアを絞りました。

 

このレシピを考えた背景ですが、

 

最初候補に考えたのが、

 

豚汁、

 

石狩汁

 

の二つだったんですが、

 

豚汁の豚肉の代用にできるものが思いつかない。

 

石狩汁は、味噌を使うので、大豆アレルギーの方が食べられない。

 

等の理由から却下。

 

最終的に三平汁におちついたのが、

 

考えているときに冷蔵庫を開けたら甘酒缶が出てきたことだったんです。

 

これだったら酒粕の代わりに使える!って。


なぜ、「北海道自慢」なのか、ですが、


大根、人参、じゃがいも、昆布、鮭、


いずれも北海道が生産量1位であることや、


道民なら一度は食べたことあるだろう、


北海道の郷土料理であることから。

 

みなさんにとっても愛されるレシピになるようにとの願いを込めて、

 

ちょっと自信があるタイトルをつけてしまいましたニヤリ

 

他のアレルギー対応のほうが「だし」をどのようにするかで悩み、

 

時間がかかったので、

 

あっという間にできた三平汁が頂点にたったことはとっても意外でした。

 

 

 

本日、クックパッドでの北海道公式キッチンで

 

公開されましたので、お知らせいたします。

 

写真もわたしが提供したものを使っていただいております。

 

レシピそのものはプロの方の監修が入っており、

 

修正がくわえられているようです。

 

 

 

Cpicon 体も心も温まる北海道自慢の三平汁 by 北海道

 

 

最終審査に残ったほか5組の皆様のレシピも公開中です。

 

よろしかったらご覧くださいね。

 

北海道公式キッチンはこちら

 

https://cookpad.com/kitchen/15941596

 

 

 

なお、実際に避難生活で作られることを想定した、

 

大量作成時のレシピも、レシピ集に掲載されているようです。

 

 

 

 

 

こういう配慮はありがたいですね。

 

カロリーも計算されているし。

 

あとレシピに記載をお願いはしていたものの、載らなかった補足ですが、

 

甘酒缶ですが、

 

糀甘酒ではなく、森永などの酒粕感の強い甘酒缶の使用をオススメいたします。

 

あと、缶だとごみが増える心配もありますので、粉末甘酒や紙パックでの使用もOKです。

 

 災害食としてももちろん、忙しいときにも栄養ある汁物として日常生活でも役立てて頂きたいです。

 

 

 

北海道内で災害食普及のためのボランティア活動をはじめました。

 

もしものときのために、

 

防災訓練等で災害食を一緒に作ってみませんか?

 

すでに5月にもご依頼をいただいております。

 

ご依頼は、ブログ右側のメッセージボックスからご依頼いただけると幸いです。

 

確認後、お返事させていただきます。

 

 

【補足】

 

クックパッドブログでも同様の内容の記事を書きました→https://applemint15.cookpad-blog.jp/articles/311193

 

 

 

 

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