コロナの影響で、
入院中は家族とも全く面会ができませんでした。
退院日、荷物を抱えてふらふら1階の受付まで降りてきて、なんとか歩いてる私の姿を見て、
心配する両親。
9年前、抗がん剤で入院したとき、
わりと最初はケロっとしていたので、
両親もそのつもりだったのです。
・・・私もそのつもりでした。
まさか1回目から、
こんなに寝込むとは思いませんでした。
2週目も寝込みました。
そして、口の中トラブルが発生!
口の中は謎の白いカスカスがたくさん!
なにこれ??
前回の抗がん剤のときは
口内炎と味覚障害だけでした。
今回は謎の白いカスと
口の中がボロボロで、おかゆ食べるのも痛い!
そういえば昔、化学療法中にゼリー飲料を飲む、という治験に参加したことがあった!
と思い出し、ゼリー飲料を買ってきてもらいました。
ただ、味覚異常で無味。
味のしないゼリーのような食感のものを
食べている、という感じでした。
おいしくない・・・
でも、カロリー摂取しなきゃ。
初回の投与ということで、
2週間経過で、血液検査を受けに行きました。
その頃には口の中はだいぶ落ち着いていましたが、先生に、口の中が痛くて、ゼリー飲料と汁物しか飲めなかった、と話したところ、
歯科口腔外科に連絡をしてくださり、
すぐに診てもらえることになりました!
実は、私のお世話になっている病院には、
2年前に歯科口腔外科ができました!
『がん患者さんを支える』ための歯科で、
こちらの病院で入院、
治療を受けている方しか受診できないそうです。
まずは治療が始まる前に受診し、
なぜ歯科受診が必要なのか、説明を受け、
口のクリーニングもしてもらっていました。
そして、口の中のトラブルで困ったときは、
いつでも相談してくださいね、
と言われていました。
なんて、心強い!
先生もとても親切、
丁寧に説明をしてくださいます。
口の中いっぱいの白いカスがあった話をしたところ、カビが原因かもしれない、と検査受けましたが、この頃には白いカスカスはもうなかったので、検査にはひっかかりませんでした。
口の中の白いカスカスが気になって、
口の中血だらけにして歯磨きしたら、
その後すっきりした、という話をしたところ、
バイ菌が入る危険もあるから、
うがいをこまめにするだけでだいぶ違うよ、
とアドバイスをいただきました。
次は口の中トラブルに悩まされないように、
もっとこまめにうがいをしよう!
と思いました。
そして、口の中が痛くて食べれないときのための、口に含む麻酔液(しびれ薬?)をもらい、
この日は帰宅しました。
まさか、2クール目に
更なる口の中のトラブル発生で、
歯科に駆け込むことになるとは、
このときはまだ思っていませんでした・・・。