『風水は学問』です。
吉凶判断で用いられやすい風水ですが、実は吉凶を占うものではありません。「吉だから良し。凶だからダメ。といった見方ではなく、吉を安定させ、凶に対しては対策を施していくことが本来の目的です。」
そもそも、風水は『天文地理風水』と言って、稲作で使われたものでした。
良い気がある場所、とはどこでコメを作ればよく育つか、ということだったんですね。
種をまくには、季節や天気を知らないといけないし。
場所も水が多くて風が強くない場所、
つまり、川があって山などで風が防げる場所など。
天文=暦
地理=地形
そんな場所では人も集まり、国が栄える、となるわけで。。。
つまり、太陽や星の動きからなる天文風水と土地や建物からなる地理風水の関係を読み解いた環境学になります。ベースになるのは、陰陽五行の思想で、干支、八卦(易)、九星を基本に、地理学、居住学、統計学などの要素を取り入れたものです。
家相や気学といったものと同じととらえられることが多々ありますが、一番の違いは『吉凶判断ではなく良い方向に対策する目的で用いること』『学問であること』です。
ここだけ聞くと難しい話に感じますが、身近な話で簡単にまとめると、今お住まいの「我が家」と住んでいる「人(家族)」との関係性を読み解いていくものになります。
(発展して、仕事場やお店といったスペースとの関係性も知ることができます)
人は住む場所(土地)も違えば、住む家(間取り)も違います。もちろん人(パーソナルな部分)も違います。
十人十色というように風水の関係性も全て違ってきます。
この各々の関係性を読み解き、対策を取り入れることで、
「財運UP」「恋愛運UP」「健康運UP」と具体的に何かがUPする前に、「心地よく過ごせる環境」を手に入れることができます。
その結果、体調が良くなり、ストレスも減ることから様々な「開運」と言われる効果が表れてきます。
なので、効果の出方には個人差があります。
すぐに良い効果が出る方もいれば、なかなか効果を実感できない方など様々です。
その差は、個人が持っている運気の違いもあれば、お住まいの土地質、周りの建物や環境から受ける影響、今の住居に引越しした時期など、様々な要素が個々に異なるからです。
大切なのは続けること!
ダイエットと同じです。
続ければじわじわ効いてくる漢方薬のようなものです。
すぐにやめてしまっては効果はわかりません。
諦めずに続けてみてくださいね☆