労災保険率が改定となりました | 中小企業でよく起こる労務トラブル 解説します!

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平成27年4月より、労災保険率が改定となりました。

製造業や倉庫業等、引き下げ・引き上げの対象となっている業種の方はご注意ください!

労災保険とは、業務上の災害や通勤途上の災害により、労働者がケガをした場合などに必要な給付が受けられるものです。労災保険率は、業務災害発生率を基に原則3年毎に見直されることになっており、平成27年度はその見直しのタイミングに当たります。

見直しの結果、54の業種のうち、引き下げとなる業種、据え置きとなる業種、引き上げとなる業種と業種により分かれていますが、全体の平均では前回改定があった平成24年度と比べ1,000分の1の引き下げとなりました。

雇用保険料率については今年度は変更ありません。


6月には年度更新を行う時期となりますが、その際には保険料率を誤らないように申告書をよく確認しましょう。

平成27年度の労災保険率はこちらからご確認ください。

厚生労働省: 労災保険率表(平成27年度~)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudouhokenpoint/dl/rousaihokenritu_h27.pdf

厚生労働省(報道発表資料):労災保険率(改正前後比較)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11401000-Roudoukijunkyokuroudouhoshoubu-Rousaikanrika/0000068067.pdf