恋するママさんの事を
実はカッチーンて感じだった真顔
と言った奥様






私がきちんと
互いを紹介すれば
良かったのだろうけど

車内にいたし
数分の所用だし
会社も違うし

奥様はお偉いさんの奥様なので
紹介してお友達に〜
みたいな感じではない事から
そこまではしなかった。








でもあの時の事を
思い出してみると


確かに恋するママさんは
挨拶をしなかった。


しないどころか
目さえも
合わせない感じだった。



最終的に奥様の方から
わざわざ車内の
恋するママさんに声を掛けて
挨拶をしたんだけど
それも顔を逸らし気味で

奥様のグイグイさに
驚きつつも
恋するママさんの
避けるような態度を

初対面の人には
そんな感じなんだ〜

と意外に思ったので
何となく覚えている。


だけど知らない人で
関係のない人だからね…

と、勝手に
自己完結してしまった泣き笑い


後に恋するママさんも
奥様の事を
車にいるのに覗き込んできて
怖くて最悪だったと言っていたので
お互いの印象は悪かったらしい…








でもよく考えてみれば
恋するママさんは
スクールの
欧米人ママさんたちにも
そんな感じで

目さえも合わせず
下を向いて
足速に過ぎ去って行くし

そういえば私との
初対面の時も
変な感じだったな…
と思い出して





その話をしつつ


宇宙人くん「多分
人見知りなんですよ〜」


と言ってみたところ


赤薔薇「あ、きっと
うちのアパートが豪華過ぎて
イラっとしてしまったのかも?
マウンティングできないくらい
負けたと思って」


と、真顔でさらっと言われ


ん?照れ
ギャグか何かかな?照れ


と思いました照れ照れ照れ



……



駐妻って
普通の人はいないの?!笑い泣き


奥様のアパートは
夫たちの役職の差ゆえに
同じ会社とは思えないような
高級住宅地にある
とっっても豪華なアパートw



つづく。