子供の能力を削ぐ環境
■環境の変化
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テクノロジーの進歩は、私たちの生活リズムを変え始めています。コロナウイルスの蔓延は、仕事のスタイルや学習のスタイルまでも変えました。社会環境、教育環境は、デジタル化が一挙に進み、その環境変化が、子供たちの生活リズムを狂わせ始めています。
子供社会では、既に携帯からスマホへ移行するころから、変化が出始めてきました。それは、情報量の驚異的増加です。そこから、吸収力の優れた若者たちから、大人が考える以上の使い方で、スマホを使いこなしていきました。そこから得られる情報は、子供の興味や関心を誘い、学習能力の伴わない精神年齢の高まりを示しています。
それまでの子供たちとはけた外れに近い情報量は、子供の学習環境に入り込み、興味関心の目や耳を、新たな情報や、ゲーム関係に向けさせ、最近新たに指摘されている、後天的発達障害の環境汚染による影響から、子供たちの発達に悪影響を及ぼし始めています。
子供たちの読書量の低下は、学力に比例し、身体も含めた相対的に低下の道をたどり始めています。それは、大人同様、ストレスによる発達障害をも誘発しています。こうして、以前、先天的と言われていた発達障害も、後天的発症の要因が増えてきました。
情報のデトックスが必要な時期に入ってきました。我が子に、いつスマホを与えるかではなく、いつまで、スマホからの影響を避けることができるかが問われています。睡眠障害、スマホ依存、ゲーム依存はすでに後天的発達障害として挙げられています。子供を守る、その言葉を今一度考える時期だと思います。