20年以上前の我が師・後藤修先生の原稿ですが、
まるで「今年の事を予測していた?」
とすら思えてしまうのは僕だけでしょうか?
(昨日の続きです。)
「長い右腕は世界を制覇する」と私は書き、
「その為には、ただ右腕を物理的に長くする(トレーニングをする)だけでなく、左腕より右腕を長く使う【技術】がいる」とも書いたが、
「ではアマチュアの場合、左腕より長い右腕をつくったり【技術】したりするのは大変だから、逆に右腕より左腕を短くする工夫をしても、答えは【左腕より右腕が長い】ことにならないか?」
という疑問が発生するのでは、と想像するのだ。
ズバリいって、その答えは「イエス」だ。
いや、この問題は実をいうとプロでも同じで、今、いろいろなプロが【それなりに】巧く打っている場合は、みんな「それ」になっているともいえる。
バックスウィングのトップが
【ビーンとまっすぐに伸びた左腕】になっていて、大変【大型】なのだが、インパクトはどんどん小さくなって来てフォロースルーやフィニッシュは最縮小?…それを私は【立派なトップ、フィニッシュなし打法】と名付けて否定している。
【大型なスクエア打法】をやろうとして失敗した代表例なのであり、
これでは【小さなトップからそれよりも大きなフォロースルーをとる打法】にやられて(負けて)しまうのだ。
この問題を私は別のいい方で
「エビフライの問題」とも名付けている。
例えば、あるレストランがエビフライを売り物にしようとしたとき、その中身に、
立派な外見とは違ったちっちゃなエビを使った場合(あとは小麦粉ばっかり?)と
外見と同様、長くて高価なエビを使った場合とでは、どちらが商売になるだろうか?
長くて高価なエビを使ったフライが
「うまい!」と評判をとったら、そのレストランは、高くてもうまい物を食べたいグルメを相手にして成功するだろう。
あるいは、中身はほとんど小麦粉ばかりのエビフライでも、
「 安くてハラにたまるフライ?」
を出す店は大衆食堂として人気が出るかも知れない。
失敗するのは、ちっちゃなエビでデカいフライを作って値段を高くした店と、
良心的に長くて高いエビを使ってるけど味は良くないという店だろう。
ゴルフの左右の腕の使い方もそれと似て、
左腕を長く使う(=長くて高価なエビを使って商売する)なら、
必ずそれを上回る右腕を持つ
(=味で【一流】の評判をとる)必要があるし、
安モノの中身(短い左腕=小さなエビ)で商売する気なら、
小型のゴルフ(=大衆向け食堂)に
徹する方針が必要なのだ。
そこで改めて言明するならば、
私が私の【生徒】にすすめるのは、
常に【いちばん長くいちばん高価なエビ(左腕)を使う】商売だ。
常日頃、私が
【脇の縮め】やら、
【肘引き打法】やら、
【カット打ち打法】やら
を否定するのは、
いちばん長くて高価なエビ(左腕)を使って、しかも商売を必ず成功させることを前提としての話だ。
これまで成功した場合(ジャンボ尾崎の場合)、
安い材料を使って成功している者は敵ではない。
昨今の技術論で嘆かわしいのは、
「アンタは安モノのエビ(ひじ引き打法やカット打ち打法)を使え」
とすすめておいて、それで一流になれるような口ぶりを示すことなのだ。
[原文抜粋しました]
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