親戚で不幸があって、香典だけ送った。
そのお返し品(香典返し)を自由に選べる式のカタログが送られてきて、その中から手首で測る血圧計をチョイス。
いや、私は手首血圧計は確かに持っていたはずが、葛西からの引っ越し荷物の中からついぞ見つからなくて、その意味ではやむを得ずのチョイス。
従来型の手首血圧計に比べると段違いにコンパクトになった。
本体の厚みは半分以下かも知れない。
こんなオモチャみたいなやつでキチンと測れるの?と、些か不安になるサイズ。
ところが、私が葛西で使っていた手首式のとは比較にならないくらいグイグイと強力に手首を締め付けてくる。
昨日初めて測った際には血圧の上が180を越えていて、今朝は160越え。
手首式は計測値が高めに振れる傾向の強い血圧計という個人的なイメージだが、それにしても最近なかったようなレベルの高さにたじろぐ。
というか、この家には相変わらず何かにつけて干渉してくる人がいるので、昨日今日とキレ気味になっている私の血圧は、それだけで少なくとも2~30は上がってるんじゃないかと。
例えば、毎日の血圧だけじゃなくて体温も計って記録をノートにつけろと進言する約一名が(正直これもウザい)、
「これは一度も使ってない新品の体温計だから」
と何処からか引っ張り出した体温計は、かなり使い込まれたことがそれと分かる経年汚れがびっしりと付着していた(笑)。
というか、そこもツッコミどころだが、約一名の言う、これが『新品の体温計』なら、だったら約一名がいま使っている体温計は何なのか?
『新品』が本当なら、なんでそれを使わないで別の体温計を使っているのかと。
どうしてこの家には体温計までいくつもゴロゴロあるんだか?
「なんでこの家は、こうもいろんなことがデタラメなんだよ」
と私が独り言を云うと、デタラメとは何だ!と逆ギレする約一名。
いやいや、別にデタラメは嫌みでも皮肉でもなくて事実そのものだから。
こりゃ自然と血圧も上がりますって話。