№ 531 大変な話 | 堀切光男のエッセイ畑

堀切光男のエッセイ畑

主にエッセイ。

下 この漫画の主人公両手に 沢山の傷跡が有りますが右手の方 よく見ると

 

微妙に傷跡が違っています

 

これは絵だからしょうがない事でもありますが、そっくり同じに書き写すのは大変な話

これが 映画やテレビドラマだともっと大変

例えば殺人事件の死体の位置や傷跡 さらに血のりの着き方口や目は閉じていたかなど

そのカットやワンシーンを撮り終えるとアシスタントさんらが カメラで何枚も

写真を撮って置き 後日の撮影の日はその写真をもとに寸分違わない様に 位置決めをして

繋いで撮っていきます。

昨今はデジカメやスマホで簡単に何枚でも撮れますからいいですが

フイルムしか無い頃は現像もしなければならず 大変だったのではないでしょうか

背中に入れ墨を入れた人が対象だともっと大変 現像された写真を見ながら

絵師の方が多分汗をかいても流れ落ちない様な シンクロナイズスイミング等で使用する

化粧品を使って描き込んで行ったのではないかと推測します

 

 

上は北海道名物 ジャガバター。

イカの塩辛をつけて食べますが 塩辛の苦手な我が奥さんは

その生臭さに思わず吐き出してしまいました。身内の事であり笑い話で済んだけど、

これが映画の撮影だと さあ大変 絶対食べられないという俳優と絶対シナリオは

書き直さないという脚本家が対立しあって 監督まで巻き込んでさあ、大変

結局は大御所俳優が勝ち脚本家は

泣く泣くジャガイモを諦め 嫌いなサッポロシオラーメンに変えた

でも悔しいから バターをトッピングする事だけはどうしても譲らず

大御所さんもバターぐらいなら我慢する てな事で撮影は無事に終わった

 

 

こんなに大変な思いをするくらいなら ロケ地は北海道では無く

沖縄にすればよかったと脚本家は嘆いたそうな

 

ホンマかいな。