ナンバー 314 俳句等と写真のコラボ19(万葉編) | 堀切光男のエッセイ畑

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主にエッセイ。

9月16日 埼玉の健康福祉村公園に出かけた。

5年前に来た時は 捨てネコが10匹もいたが、今回は1匹も見ず、

喜ばしい。

万葉集の歌には 疎いので 植物に関してだけ、 コメントします

 あしからず。

馬酔木と書いて 「あせび」 この木の葉を馬が食べると酔ったようになり

足元がふらつき 山道で足を踏み外す事故が多かったとか。

 

林の中にひっそりと咲いている姿を見て

「忍耐」  「謙虚」等の花言葉がついている。

 

 

花が小さい「コメ つつじ」  べたべたくっつく「あぶら つつじ」。

サツキに似た山つつじの花はちょっと酸味が有りますが食べられました。

 

アオギリ

幹は青いが葉は桐の葉にそっくり、この太さで本物の桐の木だと、

高級桐ダンスの材料として相当の値がつく。

昔、女の子が生まれると桐の苗木を植えました。

その娘が嫁ぐ時、 育った桐の木でタンスを作り嫁入り道具としたそうです。

 

 

 

初夏の頃甘い香りについ この山百合を沢山積んできて部屋に 差して置くと

夜、匂いに誘われ ムカデが集まって来て 顔の上をザッザッザと横切って行きました。

 

ホタルをカゴに入れるとこのつゆ草も水に浸しカゴに入れたものでした。

 

 

山桜の直径10センチ位の若木を5センチ程の輪切りにして水に漬け込みます

柔らかくなったところを皮を残してくり抜く。

輪状の樹皮に杉板2枚をくぐらせ 乾燥させると樹皮がちじまりノコギリ等の鞘が完成。

 

 

上 と下

ナツメの種子は乾燥してお菓子の材料に。

ハンバーグ等に入れるナツメッグはナツメグの種子中の仁を粉末にした香辛料で

ナツメとは別物。

下はナツメの実。

 

 

 

郊外で シラカシを北側に並べ植えて 防風林にしているのを見かけます。

ドングリも生るので最近までこのドングリからデンプンを採り出し

葛󠄀モチに似た餅を作っていたそうだ。

余談ですが葛󠄀では無く ワラビモチのワラビ粉は山のワラビの根っこを掘り出し

積み上げると燃やします。出来た 灰を水に沈めデンプンだけを取り出したそうです。

 

 

 

すだじい

この歌は何と無く わかりそうだ。

「家では 竹製の器に盛っている 飯も  草を枕の旅先であれば しいの葉に乗っけている」

(しかし、しいの葉は小さいので 何枚も敷き詰めたのだろうか?)

 

「ほろほろと 山吹 ちるか 滝の音」  (芭蕉)

黄色い花から、時代劇では良く 大判、 小判を「山吹色」と呼ぶ。

 

山吹の枝の中には白いコルク状の髄が詰まって居り、それを取り出し

1センチ位の長さのモノを細い竹鉄砲の両端に詰め水鉄砲の様に押し出すと

ポンと飛び出します。

他には 杉の実も同じ様に飛ばしました。

竹の太さを替えると 南天の実や 庭先の青い実(名前が思い出せない)が玉に。

何もなければ 古新聞を水でふやかして 玉にしました。

 

ひのき は「火の木」が語源とか。

葉を焚火にくべるとパチパチと一瞬に燃え上がる。脂分が多く含まれているからなのでしょう。

 

山火事をふもとで野次馬していたら 熱ではじけた大岩がゴロゴロと山の斜面を

転がり落ちて来て 目の前のひのきの大木にぶつかったと思ったら

瞬く間にそのひのきは燃え上がりました。

 

5年ほど前 故郷の和歌山県の地元の人から手紙が届きました。

要約すると。

「50年程前に 今は亡き小生の 父上が出資した 杉の苗木の利権が満期になりました。

その額はおよそ 5000円ですが、手続きを行うと赤字になりますので、権利を放棄して欲しい」

と言う内容でした。

どうやら 私の親父が50年前に 杉の苗木に(何本かは不明)500円を出資したらしい。

それが満期になり、 本人は死去しているので、小生の所に通知が来たらしい。

当時の故郷の500円の価値を思い出すと、お寺のお坊さんの葬儀のお布施が500円でした。

村総出の道ぶしん(補修)などに欠席すると罰金 100円取られましたが三時間程の労働なので、

今の時給に直してもさっぱり解らないが、とにかく500円出資してそれが

50年経って杉の苗木も大木になり、5000円になったらしい。

ただ、杉を切りだし 金に替えると赤字になるらしい。

林道の奥から切り出した木材をトラックが入る県道まで運びそこから 町の製材所まで運ぶ等

していたら手間賃だけで5000円を超えてしまう。

日本の材木より輸入の材木の方が安いという昨今 納得しましたが、

50年前 現在に直すと3000円~5000円出資したが、まさか50年後にはそれが マイナスになるとは

死んだ親父も 思わなかった事でしょう。

 

 

七つに分かれた葉を「いろはにほへと」と数えたところから

この名がついたとか。

 

タブの木の実を食べた人の話では「アボカド」に似た味がするとか。

小生も故郷では 幼少の折り、山の色んなものを食べました。

山モモ、根曲がり竹、山栗、 椎の実 、桑の実 、アケビ、ムカゴ,野イチゴ辺りは美味かった。

ウメモドキ、サルトリイバラの実、スカンポ、 イタドリ、辺りは酸味が強い。

犬ビワはイチジクの味。 コンコンナシと呼ばれていたのは「またたび」 では無く

外地から持ち込まれ野生化したキウイでは無いかと思われる。

 

山中の岩場の岩と岩の間に野生のランが生えていました。

雨が降らない限り水気が無いのに純白の美しい花を咲かせていました。

余りにも過酷な所に根を張っているので可哀想に思い、

湿った場所に移してあげようと引き抜いたら根を残しぶッ切れてしまいました。

 

新しい葉の芽生えの時  古い葉は全て落ちるそうです。

まるで 新しい命にわが身を譲るようだとこの名がついたそうです。

 

映画「ゆずり葉」(2018年) はコロッケが本名 滝川広志として出演。

葬儀社に勤める社員をシリアスに演じています。

 

クヌギ  ブナ科コナラ属、ドングリの実がなるこの樹には

カブトムシ等の昆虫が集まって来ます。

成長が早いのでどんどん伐採されてシイタケの苗木としても利用されています。

 

欅並木でお馴染みの樹ですが、昔中華料理店にはこの樹の

輪切りのまな板が有りました。

厚さ20センチほど、直径は40センチも有りました。

この樹の程よい柔らかさが包丁を傷めないと言われましたが、

包丁跡に菌が貯まりやすいと保健所がうるさくなり今はプラスチック製の

まな板を使っている店がほとんど。

 

 

触れると葉が閉じるところからこの名がついたと思いますが、

花もとても綺麗だ。

夏,川で泳ぐ時 水中眼鏡の曇り止めに この木の葉を揉んで

汁をこすりつけました。

 

 

 

 

木にストッキングらしきモノに包まれた容器が2個。

この容器に蜂蜜等を入れクワガタやカブトムシをおびき寄せ

足を絡ませて捕獲したと思われる。

 

 

汗をかくほどの暑さでもなく 秋が近くまで来ているのを感じる。

憧れだった ダッチバン の屋台。 いいなー。

 

 

「今日の気温は29度 夏の名残りの ちょい暑さ」

往く夏を惜しんで 今年最後のカキ氷「アイス入り マンゴーデラックス400円」をチョイス。

 

ワンちゃんのかき氷も有りました。

かき氷の元祖はきな粉がかかっていたと書いて有ります。