ナンバー151 ブラ散歩その9 深川江戸資料館 | 堀切光男のエッセイ畑

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深川江戸資料館


こちらの資料館はこじんまりだが楽しい工夫がしてあります

例えば夜から少しづつ明るくなり、鶏が鳴き出したり、

屋根のネコが時々 背伸びをして「にやあー」と鳴いたりします。


屋根の上でネコが昼寝中。

時々鳴き声を上げる。


ネコの下方に二つの天窓が見えますがこれは下が台所で煙突代りの窓なのです。

小生の生家にも有りました。 中のロープを引くと戸がスライドし、開く。

ロープは柱に固定して置き、ほどくと自重で元に戻る。

時々つっかえたりするので、そんな時は長い竹竿でつっついたりしました。


長屋の暮らし.台所と土間で四畳半、奥の部屋が六畳間。


上がり口 土間に箕、下に炭俵、

酒のこも俵もある。



炭俵の上にはツバキの小枝を渦巻き状にした物を乗っけて蓋にしてある。

小生は紀州の備長炭の産地で育ったので、見慣れていたのですが、

改めて目にすると(しける のを防ぐ為なのか)とか考えさせられました。

炭は梅樫が最良と言いますが、ツバキの炭が一番火力があるそうで、

よく 鍛冶屋さんが仕入れていました。

そんな訳で枝打ちされた、ツバキの細い枝は沢山ころがっており、

それを廃品利用していた物とばかり思っていましたが、他に大きな理由が

あったのかも 知れません。



長屋の中でも

かなり裕福な お宅みたいだ。





上 船宿の台所

狭いが 機能的に作られている。


かまどが二つ下に灰落とし。

興味深いのは鍋をかけて有る、部分は真鍮製で全てつながって居り、大量の水が入る。

かまどで火を燃すとこの水はお湯になるという仕掛け。

蓋つきの丸い穴がいくつか切ってあり、ちろりを入れて酒のお燗が出来るようにしてある。

飲食や宴会も出来たらしい。  二階で泊まる事も出来る、小料理屋といった所。


船宿の入口には 吊るし行燈が。

菜種油を燃して灯りをともす。



月見の季節らしい。

お供えする、月見団子は米粉で作り直径が10、5センチもある。

家族が食べる団子は小さいが それでも二寸(6センチ)もあったそうです。



上 六畳一間のワンルーム。  かまどの上には煙突代りの天窓がある。
下 三味線のお師匠さんの家か。

壁に三味線、本立てに姿見。


 
下 木場の古挽職人の家




下アサリやサザエを売る 棒手振りの家
畳は無く板の間にござを敷いてある。




下 雪隠にしゃがんでみる。 力んでいる。


中国のトイレを馬鹿にしてはいけない。日本も少し前までは上から

覗き放題のトイレだったのだ。





上 お稲荷さんと手前は上水の井戸



下 多摩川から引いた上水路に使った木の樋。





下 火の見櫓と 水上のタクシーだった「猪 牙舟」

イノシシの牙の様に舟先が尖って居り、船足が速かった。








上内部



下 いろんな屋台
お稲荷さんを売っている。



天ぷら屋







上 落語でお馴染み。

「今 何 どきだ」のニ八蕎麦屋

下 水茶屋




お湯を沸かす茶釜、鉄瓶に急須。

四っつ見えるのは煙草盆 火のついた炭が入れてある。




下 トウガラシ屋さん







当時の暮らしを 模型で





下 「古る池や かわず 飛び込む 水の音」

の 芭蕉の句碑。

知ってました?この句を英語に訳す時、

「水の 音」はウオーター 「サウンド」ではなく「ボイス」を使うらしい。







下 切絵も展示してありました


銭形平次か?






上 当時の玩具か