ラーメン屋 春ちゃん コロンブスの卵 ネットマガジン 2001 年2月掲載
「コロンブスの卵」って知ってます? コロンブスが大陸を発見した時の話。
「大陸発見など、誰にでも出来ることさ」 と評された コロンブスは
「それならば、この卵を立てる事ができますか?」
と、衆人に試みさせます。 誰も立てる事が出来なかった卵をコロンブスは
乱暴にテーブルに打ち付けます。
カラが潰れ、卵はみごとテーブルの上に立ちました。
実はゆで卵だったのです。
「そんなの インチキだっ」 と騒ぐ衆人に
「人が行った後に言うのはたやすい事,最初に敢えてする事の難しさ」を
コロンブスは訴えたのでした。
似ている話に(逆転 卵) があります。
数年前日本のある人が,生卵に小さな穴を開け、耳かきの様に加工した
針金を使って 卵黄と卵白を逆転させることに成功したのです。
穴をふさいで茹でると、黄身の中に白身がある茹で卵が出来る訳です。
最近(煮卵) も人気です。 ラーメン醤油につけ込んだ物、少し甘めの物、
(マーブル 卵) という煮卵もあります。
これは茹で卵を 煮る時に、沢山ヒビを入れたカラをはがさずに煮ます。
ヒビ割れた所に醤油の色がついて、マーブル(大理石)の様な
模様が 出来る訳です。
茹で卵をきれいに切る器具も市販されていますが、昔は糸で切っていました。
細い糸の一方を腰の高さに固定します。 もう一方を片手に持ちピンと張ります。
もう片方の手に持った卵に食い込ませて行きながら、糸を左右に波打たせます。
こうして縦に二つに割ると、切り口が波立った茹で卵の 出来上がりです。
ところで コロンブスの卵。
実は生卵でも簡単に立たせる事が出来るんです。
片方の手の中に少しの塩を隠しておきます。
卵の尻をそっと押し付けて,塩をくっつけると、塩の粒が つっかい棒になって、
卵は倒れません。
これぞ 「コロンブスの卵」 でしょう?。 了