それでは、私のサロンの心臓部を公開します!
小さなサロンの手書きチラシ集客の青木です。
私のサロンでは、開業当時からずっと、カルテを顧客全員に書いて頂いています。
長野の田舎なので、99.9%の方は、住所・お仕事・電話番号(携帯も)などの個人情報を惜しげも無く、記入くださいます。
本当に、ありがたいことです。
↑ カルテの全体像です。
↑こちらの表面の上半分は、お客さまの好みを、ご本人様に記入して頂きます。
よく見ていただくとわかると思いますが、理容室の方のカルテですから、コースはもちろん、お顔そりの状況(軽く、深く等)、マッサージ、耳そうじの好み(強め・弱め・浅め・深め等まで詳細に記入して頂きます。
↑こちら下半分は、店側で記入します。(技術的な内容ですね)
写真を撮らせて頂き、カルテに貼り付けることで、サイドの長さとバックの長さが一目瞭然です。
これは、スタッフ全員が、このカルテを見るだけで、このお客さまの髪型を、毎回同じ髪型にできるという事を追求した結果辿り着いたことなのです。
担当する度に、毎回長さを聞いたり、長さが違ったりすることを最小限に留めるためです。(理容室のお客さまは男性で、なおかつ私のサロンの顧客は、年配層が多く、毎回長さやスタイルを言うのは面倒なので、いつも同じにしてほしい要望の方が大半のため)
※経験のある技術者は、、この角度(横斜め後ろの絶妙な角度)からの写真一枚と、カルテの記入欄の、トップ(頭の一番てっぺん)の髪の長さをセンチ単位で測って書いておくことで、誰が担当しても、ほぼ同じ髪型に仕上げることが出来ます。
このカルテは、当然私のサロンのオリジナルですが、ここまで出来上がるまでには、10回ほど改正(約20年の間)を重ね、作り直して現在のここにたどり着きました。
2年に1回、カルテを作りなおしている計算ですね。
毎日お客さまと接していると、カルテの項目は、微妙に直したい箇所がドンドン出てきてしまいます。
カルテは、これだけの小さな紙面ですから、有効に活用しなければもったいないわけです。
必要なことは付け加え、必要がなくなった項目は削除して・・・のくり返しです。
カルテは印刷屋さんにお願いしているので、ちょいちょい作りなおすには、経費はかかりますが、ここの部分はは、うちの店の心臓部ですから問題はないのです。
やはりカルテは、手作り感は出したくなく、ここはこだわっているところで、業者さんに依頼しています。
さて、ここまでは、技術職のサロンなら、極あたりまえのことですが、実はこのカルテの裏が、もっと大切な、私のサロンのコンセプトのところです。
そう、ここからが私のサロンの一番大切な部分です。















