お客が集まる手書きチラシの作り方 -16ページ目

お客が集まる手書きチラシの作り方

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それでは、私のサロンの心臓部を公開します!


小さなサロンの手書きチラシ集客の青木です。


私のサロンでは、開業当時からずっと、カルテを顧客全員に書いて頂いています。


長野の田舎なので、99.9%の方は、住所・お仕事・電話番号(携帯も)などの個人情報を惜しげも無く、記入くださいます。


本当に、ありがたいことです。



↑ カルテの全体像です。





↑こちらの表面の上半分は、お客さまの好みを、ご本人様に記入して頂きます。


よく見ていただくとわかると思いますが、理容室の方のカルテですから、コースはもちろん、お顔そりの状況(軽く、深く等)、マッサージ、耳そうじの好み(強め・弱め・浅め・深め等まで詳細に記入して頂きます。



↑こちら下半分は、店側で記入します。(技術的な内容ですね)


写真を撮らせて頂き、カルテに貼り付けることで、サイドの長さとバックの長さが一目瞭然です。


これは、スタッフ全員が、このカルテを見るだけで、このお客さまの髪型を、毎回同じ髪型にできるという事を追求した結果辿り着いたことなのです。


担当する度に、毎回長さを聞いたり、長さが違ったりすることを最小限に留めるためです。(理容室のお客さまは男性で、なおかつ私のサロンの顧客は、年配層が多く、毎回長さやスタイルを言うのは面倒なので、いつも同じにしてほしい要望の方が大半のため)


※経験のある技術者は、、この角度(横斜め後ろの絶妙な角度)からの写真一枚と、カルテの記入欄の、トップ(頭の一番てっぺん)の髪の長さをセンチ単位で測って書いておくことで、誰が担当しても、ほぼ同じ髪型に仕上げることが出来ます。


このカルテは、当然私のサロンのオリジナルですが、ここまで出来上がるまでには、10回ほど改正(約20年の間)を重ね、作り直して現在のここにたどり着きました。


2年に1回、カルテを作りなおしている計算ですね。


毎日お客さまと接していると、カルテの項目は、微妙に直したい箇所がドンドン出てきてしまいます。


カルテは、これだけの小さな紙面ですから、有効に活用しなければもったいないわけです。


必要なことは付け加え、必要がなくなった項目は削除して・・・のくり返しです。


カルテは印刷屋さんにお願いしているので、ちょいちょい作りなおすには、経費はかかりますが、ここの部分はは、うちの店の心臓部ですから問題はないのです。


やはりカルテは、手作り感は出したくなく、ここはこだわっているところで、業者さんに依頼しています。


さて、ここまでは、技術職のサロンなら、極あたりまえのことですが、実はこのカルテの裏が、もっと大切な、私のサロンのコンセプトのところです。


そう、ここからが私のサロンの一番大切な部分です。


ちょっと長くなりそうなので、こちらに書きました。



最近、お電話が多いです。


小さなサロンの手書きチラシ集客の青木です。


先ほどのお電話の方は、美容室をされていて、もっと集客したいのだそうだ。


カットは6000円だそうで、元々の単価は高いお店。


「30%OFFのチラシを配ろうと思うけれどどうでしょうか?」とのこと。


それは止めたほうがいいでしょう。


それよりも先ずやらなければいけないことがある。



さて、その方のまわりのライバル美容室は4000円、2000円、1500円、1000円と様々なカット料金のお店がアチラコチラにあるそうだ。


日本全国、ほぼ同じ状態だと思います。


で、この方の美容室のカット料金は、なぜ6000円なのか?


こちらのオーナーさんには、6000円を頂いている理由がある。


隣の美容室が1000円なのにその6倍のお値段を頂いている。



お客さんの立場になれば、単純に、


「どうして同じカットをするのに、1000円のサロンがあって、もう一方のサロンは6000円なのかしら?」


そう思うのは、極自然なこと。


その答えは、この6000円のカット料金のお店の店主さんが説明してあげなければ、疑問をいだいている、その見込み客には、永遠にナゾ。


そのナゾが解決しないかぎり、来店はしない。


でもその美容室は、既存客がいるので、きっとカットに6000円を出す価値が有るはず。


ってことは、最初に店主さんが語っていた「30%OFFのチラシ」を出さずに、この店主さんの思い・カットの価値・メリットを、チラシ広告で知らせることが大切だと思う。


「なぜ6000円なのか?なぜ6000円を払っている常連さんがいるのか?」


「そこに、店主さんのこだわりをプラスして、熱く語ってみましょうよ!」


と提案をしました。


例えば、


もし目の前に、1000円の牛丼屋さんと、その6倍の6000円の牛丼屋さんがあったら、あなたは、その理由を知りたくなりませんか?


どれだけ6000円の牛丼が美味しいのか?どんな極上のお肉を使っているのか?どんなタレなのか?


もしかしたら、このお店の店主は、行列のできる一流レストランで修行して、同じ仕入れ先で仕入れて、同じ調理法で営業しているこだわりのお店なのかもしれません。


それがわかったとしたら、あなたは、どちらのお店に入りますか?


ここでようやく、お店を選ぶ判断基準が得られるわけです。



単価の高いサロンに興味がある見込み客は、判断基準が欲しいのです












2月3日の東京神田での手書きチラシ&ウェブデザイン講座はこんな様子でした。


小さなサロンの手書きチラシ集客の青木です。


前回と同様、リピート集客の城岡氏とコラボでさせていただきました。











午後は、このようにコの字での手書きチラシ実践編。



書き書き・・・



描き描き・・




かきかき・・



柿柿・・?





↑ ちょっとした裏技で、数分で、全ての受講者さんが、イラストや文字がこの通り!プロみたい^^



朝10時から午後4時までの長いようで短かった講座が無事終了、みんなでパチリ。



講座が終わった後は、近くの居酒屋で懇親会!




この通りのほろ酔いでした。



手書きチラシ&ウェブデザイン講座第3回も開催予定です。


毎回、内容を、より良くわかりやすく、実践しやすく検討し、パワーアップしていきますので、ご期待ください!!




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10日間で学ぶ方法はこちら



今回は、2月2日は、日曜日なので、めいいっぱい仕事をして、その足で東京に向かいます。


2月3日(月)が勉強会で、その日の夜、長野に帰ります。


忙しいけれど、毎回ワクワク感があります。


私も東京に住んでいた時には、様々な講習会を受講しました。


都心にいると、15分程度で、有名な講師の勉強会に出席できます。


その環境ってとても贅沢だったな~と今になって思います。


しかし、今は地方の交通網も発達してきましたので、昔ほどではありませんが。。


私は、「現役のサロン経営者兼技術者として、毎日お客さまと接し現場に立っている利点を活かした、実践的なチラシ等の小さなサロンさんに役に立てる、集客の講座にできたらいいかな~」と常々思っているところです。


2月3日の「自分でできる手書きチラシ&ウェブデザイン講座」のご案内です