普段何気なく使っている「ピンからキリ」は「最高 から 最低」を表しています。
その語源は、江戸時代まで遡りポルトガル語から転化した言葉のようです。

ピンは pinta(点)で点を表し「ピンタ」がなまって「ピン」になり

サイコロやカルタの 1(一)の意で第一番、最上を表し


キリは cruz (十字架・十字形)の「クルス」がなまって「キリ」になり
十字架から転じて10(十)の意で最後のもの、最低を表しています。

キリは花札の「桐」(12月)と言う説もありますが、

その場合、1月が松になるので「マツからキリ」になるべきですが
そんな表現は聞いたこともありません・・・ピンときません
また、「松と桐」だとすると「一から十二まで」となりますが、
ある範囲を表現するときは、「一から十まで」(全部、徹頭徹尾の意)のように

一と十が使われるようで十二の出番はなさそうです。

子供のころピンとキリでどちらが上なんだろうと思ったこともありますが、
語源が分かっていれば悩むこともありませんね。

カンガルーは、オーストラリア固有の動物として有名です。

カンガルーの名前の起源はイギリスの大航海時代まで遡ります。


キャプテン・クックがオーストラリアを発見してイギリス領を宣言した折、
辺りを探索していた水夫が珍しい動物を船へ持ち帰ってきました。
後脚が長く、腕が短く、太い尾っぽの見たことのない奇妙な動物です。

名前が分からないのでクックが先住民のアボリジニーに名前を尋ねると、
「カンガルー」と答えたで、それがその動物の名前と受け止めました。
以来、後脚の長い動物は「カンガルー」と呼ばれるようになったのです。

現地語の「カンガルー」の意味は「何を言っているか分からない」で
英語を理解できないアボリジニーは「カンガルー」と答えたのでした。

カンガルーの英語の表記は、「Kangaroo」です

この話には異説があって、
グーグ・イミディル語で「跳ぶもの」を意味する「gangurru」が語源と
する説もあります。

 血液型に詳しい方は大勢おられると思いますが、敢えて投稿します。

 血液型は、A、B、O、ABにそれぞれRh+とRh-があり、全部で8種類。
全人類がこれで分類できますが、人類の血液型はO型が起源と考えられています。

 

 現在の人類の直接の祖先であるホモ・サピエンスは、10万年ほど前に誕生し、

世界各地に移動して拡がっていったと言われています。

 最初、人類の血液型はO型しかなく、狩猟生活の人類はすべてO型でした。

人類が進化とともにアフリカ大陸から他の大陸へと移動する過程で

現在のA型・B型そしてAB型が生まれました。

 AB型はA型とB型の混血として現れました。その歴史は数千年程度で最も新しく、

最も数が少ない血液型になっています。

 

主要国別分布の加重平均をとると血液型分布は
  平均 O型 41.9%、A型 31.2%、B型 15.4%、AB型4.8%

  日本 O型 29.8%、A型 37.8%、B型 21.9%、AB型9.9% のようになります。

 

血液型の性格などがよく話題になりますが、それは別稿に譲るとして、ここでは

近年、明らかになって来た血液型で異なる疾病の罹患率について触れます。

 

2018年に公表された研究成果によると、

日本の救命救急センターに運ばれた外傷性の重症患者の血液型別の死亡率は、

  O型 28.2% O型以外 11.5%と、大きな差異が認められます。※1

これは、O型の血液凝固因子がA、B、ABと比べて3割程度少ないためと考えられます。

逆に、このO型の血液が凝固しにくいことから、

 心筋梗塞で        A、B、ABは、O型の1.25倍

 エコノミークラス症候群で A、B、ABは、O型の1.79倍 リスクが高いそうです。

「凝固しにくい」「血栓ができにくい」ことなのでこの差が生まれるようです。

 

2021年に、「コロナ制圧タスクフォース」※2は、

武漢ウィルスに感染した場合に重症化する割合について、

 O型と比較してA型とB型は1.2倍

           AB型は1.6倍 重症化しやすいと発表しました。

 

性格もさることながら、疾病に関しても血液型による差があるんですね。

このデータからAB型の人はリスクが高いようです、そういう筆者もAB型です。。。。

AB型の人はワクチン接種を受けておいた方が良さそうです。

 

※1:出典:Wataru Takayama, Akira Endo, Hazuki Koguchi, Momoko Sugimoto, Kiyoshi Murata, Yasuhiro Otomo. The impact of blood type O on mortality of severe trauma patients: a retrospective observational study. Critical Care. 2018;22(1)

※2:「コロナ制圧タスクフォース」https://www.covid19-taskforce.jp/category/media/

慶応義塾大学や東京医科歯科大学など複数の研究機関による重症化のメカニズムを調べる共同研究チーム