最近の暑さは尋常じゃありません、
国連の偉い人が「沸騰」と言う言葉を使っていましたがお世辞にも褒められません。
言うのはタダですが、何の具体策もない評論家の言葉は偉い人にはふさわしくありません。
さて、
暑い時にはクールダウンするためにもてはやされるのがクーラーならぬ氷。
かき氷は、見ただけで涼しくなってきます、もちろん食べること前提の話です。
この氷、一般的には摂氏零度で凍ると言われていますが、実はそうじゃないんです。
水道水なら零下3度くらいまでは凍りません、蒸留水だと零下10度くらいまで凍りません。
通常、液体の水の分子は自由に動き回っています、温度が高くなるとその動きは活発になります。
温度が下がると水分子の動きは緩慢になり、全く動かなくなった状態が氷です。
水が液体から固体になる時には「種結晶」というものが必要になります。
水が容器と接触する境界部分や、水の中に不純物があるとそこに「種結晶」ができます。
製氷皿の個々の氷が周りから凍っている状態を見たことがある方も多いと思います。
また、蒸留水が凍りにくいのは水道水に比べ不純物が少ないためです。
あと気圧も関係してきます、気圧が高くなると凍り始める温度も低くなります。
(2000気圧だと零下20度くらいにならないと凍りません)
「過冷却水」と言うのは、零度以下になっても凍っていない水のことです。
ゆっくり冷やしてやると「種結晶」ができず、凍る温度になっても凍っていない「水」です。
加冷却水に衝撃を与えるとその振動エネルギーで一気に「種結晶」でき、一瞬にして凍ります。
TV番組で、容器に垂らした水が一瞬にして凍る実験をやっているのを見かけます。
