今回は…1902年創業、イタリアにおけるスプマンテのパイオニア「フェッラーリ」の“フェッラーリ・ブリュット”…をいただきました。(^^♪
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【フェッラーリとは?/サイトより引用】
フェッラーリは、北イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州トレントにて1902年創業。創業者ジュリオ・フェッラーリはヨーロッパ各地で葡萄栽培を学び、そしてフランスのシャンパーニュ地方に辿りつきました。シャンパーニュ地方と故郷トレントの気候、土壌の類似点に着眼し、特に伝統的製法であるメトド・クラッシコ製法(シャンパン製法)で、トレントでも高品質なスパークリングワインが造れると確信し、シャンパーニュ地方からシャルドネの苗木と共に帰郷しました。彼は、イタリアで最初にメトド・クラッシコ製法に取り組んだパイオニアであり、また、イタリアで初めてシャルドネを栽培した偉大な人物です。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/イタリア
■生産地/トレンティーノ・アルト・アディジェ州、トレント
■生産者/フェッラーリ
■格付/D.O.C.トレント
■セパージュ/シャルドネ(100%)
■ALC/12.5%
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【外観】
輝きのあるほのかにグリーンがかった淡いレモンイエロー。気泡は細やかで持続性があり、勢いよく液面に立ち昇って来る。
【香り】
トップノーズは柑橘類、青リンゴ、白桃、洋梨の果実香やスズラン、アカシア、スイカズラのフローラルな芳香が主体で、時間の経過とともに、ドライハーブ、干草、クローブ、ジンジャーや蜜蝋、炒ったナッツ、イースト、貝殻、ミネラル、瓶内熟成由来のブリオッシュ、アーモンドの芳香が感じられる。
【味わい】
アタックは爽やかながらもボリューム感があり、瑞々しいフレッシュな果実味と生き生きとしたキレのある酸味を、しっかりとした泡のドライなフレーヴァーが包み込んだ、葡萄のピュアな旨味と酵母由来の複雑さが広がり、余韻に向けて心地良いビターかつミネラリーなニュアンスが全体を引き締める。
【総評】
葡萄のフレッシュさと酵母由来の複雑味がバランス良く調和したスプマンテ。
流石、世界のVIP御用達の「キング・オブ・スプマンテ」とも呼ばれる“フェッラーリ”の面目躍如といえる一本でした。(^^♪
★HP 84pt
