今回は…コート・デュ・ローヌ地方で16世紀からワインを造り続けている歴史ある生産者「ドメーヌ・マズール」の“コート・デュ・ローヌ/カルト・マロン”2011年VT…をいただきました。(^^♪
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【ドメーヌ・マズールとは?/サイトより引用】
16世紀より代々コート・デュ・ローヌ地区でワインを造り続けているマズール家。現在では、150haもの自社畑を所有する由緒ある蔵元です。代々続く蔵元だけあって、樹齢100年以上の葡萄の木が植えられている畑や、丘の上に広がる日当たりの素晴らしい斜面に畑を所有しています。伝統的な醸造法を継承しながら造られるワインは、その生き生きとしたパワフルな生命力に驚かされます。オーナーのマズール氏が言うには、ワイン醸造においては葡萄の品質が一番大事で、後はその葡萄本来が持つポテンシャルを最大限にワインに浸透させることが必l;あsw要と力説します。彼は、良く出来た年のワインを長期間タンクや樽で寝かせて熟成させています。彼の造るワインの真価は、その長期熟成が可能である上に素晴らしい状態に変貌することです。マズール家のワインは、フランス国内ではレストランや専門店のみに販売しており、欧米のワイン専門家や有名評論家が目を付けて接触して来ますが、彼の性格がそういった投機的なビジネスマンたちを受け付けなく門前払いしてしまうことも彼の魅力かもしれません。
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■ヴィンテージ/2011年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/フランス
■生産地/コート・デュ・ローヌ
■生産者/ドメーヌ・マズール
■原産地呼称/A.O.P.コート・デュ・ローヌ
■セパージュ/グルナッシュ、カリニャン、マルスラン
■ALC/13.5%
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【外観】
艶のあるエッジ部分がほのかにレンガ色を帯びた濃いダークチェリーレッド。粘性は強く、凝縮感と熟成度合いの高さが伺える。
【香り】
トップノーズはブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、カシスの熟した果実香が主体。牡丹、スミレ、ドライハーブ、タバコの葉、湿った土や黒胡椒、丁子、甘草、ナツメグ、カカオ、なめし皮、樽由来のロースト等、徐々に熟成のニュアンスが感じられてくる。
【味わい】
アタックは厚みがありながらも口当たりソフト、少々のドライなニュアンスを伴ったフルーティーな果実味と締りのある伸びやかな酸味が広がる。タンニンは熟れたおり、バランス良く全体に溶け込み、味わいにボリューム感を付与。心地良い塩梅のビター、ミネラル、スパイス含んだ葡萄の熟成感じる落ち着きのあるテイストを余韻に向けて残す。。
【総評】
そこそこの骨太なストラクチャーを持ちながらも、重からず軽からずの円熟した柔らかいテクスチャー感じるVIN ROUGE。まさに今が飲み頃の一本と言えそうですね。(^^♪
★HP 83+pt