今回は…イタリアワイン界の名門「アンティノリ」が所有するトスカーナ州のワイナリー「ピアン・デッレ・ヴィーニェ」の“ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”2019年VT…をいただきました。(^^♪
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【ピアン・デッレ・ヴィーニェとは?/サイトより引用】
モンタルチーノの町から6km南西に位置するピアン・デッレ・ヴィーニェ。ワイナリー名は、エステートの敷地内にある、19世紀から今も現役で活躍する鉄道駅の名前から付けられています。1995年よりアンティノリの所有となりましたが、「それぞれの土地の伝統、個性、歴史を生かす」という理念の通り、それまでのワイナリーの製法を継承してワイン造りを行っています。
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■ヴィンテージ/2019年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、シエナ、モンタルチーノ
■生産者/ピアン・デッレ・ヴィーニェ(アンティノリ)
■格付/D.O.C.G.ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ・グロッソ(100%)
■ALC/14.5%
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【外観】
艶のあるエッジ部分がほのかにレンガ色を帯びた濃いめのラズベリーレッド。粘性は豊かで、熟成の兆しとアルコール度数の高さが伺える。
【香り】
トップノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、カシスのコンポートされたふくよかな果実香が主体で、徐々に牡丹、スミレ、ドライハーブ、湿った土、草、オーク由来のヴァニラやモカ、アーモンドやトリュフ、リキュールのような甘やかさ等が調和した複雑な芳香が感じられる。
【味わい】
アタックは力強く、少々のドライなニュアンスを伴ったまろやかな果実味と引き締まった伸びやかな酸味が骨格を形成。タンニンは厚みがあるものの、質感シルキーでバランス良く溶け込んでおり、スパイス、ミネラル、程良いアルコール感を含んだ、葡萄の洗練されたコク深い旨味が余韻として長く持続。
【総評】
果実・酸・タンニン・樽のニュアンスが高次元で融合した秀逸なブルネッロ。
トスカーナの陽光と大地を感じさせてくれる、力強さと優美さを兼ね備えた「威風堂々」した味わいの一本でした(^^♪
★HP 86pt
