今回は…土地の持つ素晴らしい個性を引き出すワイン造りへと躍進し続けている、伊・プーリア州の家族経営のワイナリー「カリートロ」の“アウジリオ/プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア”2022年VT…をいただきました。(^^♪
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【カリートロとは?/サイトより引用】
プーリア州ターラント県に位置する家族経営のワイナリーで、約50haの畑を所有しています。オーナーのフランチェスコ・ロノーチェ氏は曽祖父根の代から50年以上続く葡萄園を受け継ぎ、カリートロを設立しました。祖父であるチッチッロ氏の「葡萄の性質を理解し、ワインに耳を傾ける」という教えを守り、この土地の個性の素晴らしさを表現できるよう、チャレンジ精神を持って挑んでいます。
美しいエチケット、そしてアルファベットの一文字一文字におけるまでフランチェスコ氏が発案。
ファースト・ヴィンテージは2011年というまだ比較的新しいワイナリーながらも、国内最大のイタリアワイン見本市Vinitalyやワインコンクールでもゴールドメダルや優秀賞を獲得するなど、今注目すべき新鋭生産者のひとつです。
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■ヴィンテージ/2020年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/プーリア州、ターラント、サーヴァ
■生産者/カリートロ
■品質分類/D.O.P.プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア
■セパージュ/プリミティーヴォ(100%)
■ALC/14%
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艶のある外観。色調はエッジ部分がほのかに紫がかった非常に濃いダークチェリーレッド。粘性は豊かで、濃縮感が伺えます。
香りのトップノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香が主体。徐々に牡丹、スミレ、ドライハーブ、シダ、メントールや土、杉、黒胡椒、シナモン、ナツメグ、甘草、樽由来のチョコレート、コーヒー、ロースト、ヴァニラ香等が感じられます。
味わいのアタックは力強く、膨らみのあるジューシーな果実味と心地良いコクを感じるしなやかな酸味から、肉厚ながらも口当たりソフトなタンニンのフレーヴァーが広がり、少々のビターかつスパイシーなニュアンスを含んだ、葡萄の凝縮された奥深い風味が余韻として長く持続。
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最近は葡萄本来の素材の味や香りを重視した、ステンレスタンクによる熟成のみのワインが主流となっている気がしますが、今回いただいた一本はしっかりとした木樽のニュアンスが感じられる、香り豊かでストラクチャーがしっかりとした飲み応えのあるVINO ROSSOでございました。(^^♪
★HP 83+pt