今回は…オーストリア最大級の生産量を誇る協同組合「ヴィンツァー・クレムス社」の“クールト/グリューナ―・ヴェルトリーナー”2023年VT…をいただきました。(^^♪
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【ヴィンツァー・クレムス社/サイトより引用】
ヴィンツァー・クレムス社は、オーストリア最大級の生産量を誇る協同組合です。同国最大のクヴァリテーツヴァイン(上質ワイン)の産地であるニーダーエステライヒ州に位置し、風光明媚な世界遺産「ヴァッハウ渓谷」の入り口にあるサンドグルーベでワインを生産しています。首都ウィーンからは西へ約70kmの場所にあります。 ローマ帝国プロブス帝治下の3世紀には葡萄の収穫が行われていたという記録もあり、非常に古くからワイン造りの歴史のある地域です。1445年には葡萄栽培が集まってギルド(職業別組合)が形成され、1938年にそのギルドの主要メンバーたちによってクレムスが設立され、現在に至っています。 ニーダーエステライヒ州ではキリットとした白からエレガントな赤や貴腐ワインまで、幾多の品種が幅広いスタイルに醸造されています。クレムスが栽培している葡萄の約半分はオーストリアの固有品種である「グリューナ―・ヴェルトリーナー」です。葡萄の取り扱いに細心の注意を払い、最新のテクノロジーを駆使することで、産地や品種の特徴がしっかりと表現された質の高いワインを産み出しています。
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■ヴィンテージ/2023年
■種類/白
■タイプ/辛口
■生産国/オーストリア
■生産地/ニーダーエステライヒ州、クレムス・アン・デア・ドナウ
■生産者/ヴィンツァー・クレムス社
■品質分類/クヴァリテーツヴァイン
■セパージュ/グリューナ―・ヴェルトリーナー(100%)
■ALC/12.5%
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輝きのある外観。色調はほのかにグリーンがかった澄んだレモンイエロー。粘性は中庸。
香りのトップノーズは、柑橘類、青リンゴ、白桃、洋梨、花梨の果実香が主体。徐々にアカシア、菩提樹、スイカズラ、ドライハーブ、白胡椒、アニス、ジンジャーや蜜蝋、火打石、サワークリーム、貝殻、石灰のようなミネラル香が感じられます。
味わいのアタックは中程度。フレッシュ感を伴なったまろやかな果実味と心地良いコクを感じる滑らかな酸味が広がり、少々のほろ苦さと豊富なミネラル含んだ、葡萄のピュアで甘酸っぱいニュアンスを余韻に向けて残す。
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「グリューナ―・ヴェルトリーナー」=軽快で生き生きとした味わい…と言ったイメージが個人的にありましたが、今回いただいた一本は、瑞々しさの中にも程良いコクと果実味感じるテイストが印象的な、なかなか飲み応えのある一本でした。(^^♪
★HP 82pt