深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒” -12ページ目

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…イタリアワイン界を代表する名門「アンティノリ」がウンブリア州で手掛けるワイナリー「カステッロ・デラ・サラ」の“チェルヴァロ・デラ・サラ”2022年VT…をいただきました。(^^♪

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【カステッロ・デラ・サラとは?/サイトより引用】
カステッロ・デラ・サラは、アンティノリが所有するウンブリア州のワイナリー。中世の面影を残すカステッロ・デラ・サラ城は、1300年代から近郊のオルヴィエートの街を統治してきたモナルデスキー家のアンジェロによって1350年に建てられました。ワイナリーの建物自体は歴史を感じさせますが、醸造設備は時代に合わせて改良されています。
フラッグシップワインであるチェルヴァロ・デラ・サラを1985年のリリース。ガンベロ・ロッソにおいては最高評価のトレ・ビッキエリを25回以上受賞するという偉業を達成。まさにアンティノリを代表する白ワインの造り手であり、イタリアが世界に誇る白ワインメーカーに成長しました。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/白
■タイプ/辛口
■栽培/有機栽培
■農法/ビオディナミ農法
■認証/ユーロリーフ
■生産国/イタリア
■生産地/ウンブリア州、テルニ、フィックレ
■生産者/カステッロ・デラ・サラ(アンティノリ)
■格付/I.G.T.ウンブリア
■セパージュ/シャルドネ(93%)、グレケット(7%)
■ALC/13%

【外観】
輝きのあるほのかにグリーンがかった淡いイエロー。粘性はやや強めで、熟成や樽の影響等が伺えます。
【香り】
ファーストノーズは熟したリンゴ、洋梨、黄桃、柑橘類、アカシア、ドライハーブの華やかな芳香が主体で、トースト、バター、炒ったナッツ、ヴァニラの木樽由来の要素や火打石、白胡椒といったミネラル、スパイス等、幾重にも重なるかのような複雑なニュアンスが徐々に感じられます。
【味わい】
アタックはまろやかで、しっかりとしたフルーティーな果実味と伸びのある綺麗な酸が調和した生き生きとしたリッチなフレーヴァーが広がり、中盤からはそれらのニュアンスにヴァニラやクリーミーな質感が味わいにさらなる深みを付与。柑橘系のほろ苦さと豊富なミネラルを含んだ、芳醇かつエレガントな風味が余韻に向けて長く持続。
【総評】
非常にバランス加減に優れた味わいの一本。特に樽の使い方がとても洗練された印象を強く受けるとともに、果実味・酸・ミネラルの調和がお見事の一言。「モンラッシェを意識して…」とのことですが…ブルゴーニュ的な優美さを持ちながらも、しっかりとイタリア中部(ウンブリア州)のテロワールを反映している、長期の熟成ポテンシャルも秘めた秀逸なVINO BIANCOでございました。(^^♪
HP 86+pt


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