今回は…「Kidoワイナリー」の“城戸プライベート・リザーブ/ブリリアンス”2017年VT…をいただきました。(^^♪
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【Kidoワイナリーとは?/サイトより引用】
Kidoワイナリーは、土地に根差したワインづくりに情熱を燃やす、若き栽培・醸造家が始めたワイナリーです。食に関するものづくりの原点は、生産者自身がつくりたい、食べたいと思うものをつくり、それを理解してくれる消費者に売っていくよう努力すること。学生時代に桔梗ヶ原メルローによって国産ワインの魅力に気付かされ、林農園で醸造のキャリアを積んだ城戸亜紀人さんは、そんな思いから2004年にこの小さなワイナリーを家族3人で立ち上げました
いくらおいしいワインだとしても、その土地で採れた葡萄からつくらなければ、意義はない。そう考える城戸さんは、高品質なメルローやシャルドネ、ピノ・ノワールなどを自社畑で育てようと、除草剤を使用せず、手間暇のかかる草生栽培で取り組んでいます。
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■ヴィンテージ/2017年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/日本
■生産地/長野県塩尻市桔梗ヶ原
■生産者/Kidoワイナリー
■原産地名称/日本ワイン
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン(76%)、メルロー(24%)
■ALC/13.5%
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【外観】
艶のあるエッジ部分がほのかにオレンジがかった濃いめのダークチェリーレッド。粘性は中程度より高めで、熟成のニュアンスが伺えます。
【香り】
トップノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、干しプラムの果実香が主体。牡丹、スミレ、ドライハーブ、タバコの葉、土、杉やシナモン、クローブ、甘草、ナツメグ、鉄、樽由来のヴァニラ、ロースト香等、時間の経過とともに複雑で奥行きのある芳香が感じられます。
【味わい】
アタックは力強く、凝縮感のあるまろやかな果実味と穏やかな酸味を、丸みを帯びたしなやかなタンニンが包み込んだ、ボリューミーながらも口当たりシルキーなフレーヴァーが広がり、中盤からは、心地良いほろ苦さが味わいにさらなるコクを付与。フィニッシュには上品な葡萄の旨味と木樽由来のロースト香が調和した、熟成感じる奥行きのある複雑なテイストが長く持続。
【総評】
ほぼほぼ抽選販売でしか購入できない(泣)ワインにもかかわらず、幸運にもこれまで何度かいただかせていただいていますが…総じて言えることは、リリースされている全てのアイテムが日本ワインの中でも非常に完成度が高いということ。特に熟成による複雑さとエレガントさが際立っており、本場のワインと比較しても遜色のない、テロワールと造り手の一貫した哲学が十二分に感じられる出来栄えとなっています。(^^♪
★HP 83+pt