深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒” -10ページ目

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…1883年創業のアメリカ合衆国で最も長く家族経営され続けているワイナリー「ウエンテ」の“ベイヤー・ランチ/ジンファンデル”2021年VT…をいただきました。(^^♪

 

 

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【ウエンテとは?/サイトより引用】
創業1883年。カリフォルニアのゴールドラッシュ時代、“フォーティナイナーズ”の一人としてドイツから移住してきたカール・ウェンテ。 彼がナパ最初のワイナリーであるチャールズ・クリュグで修行を積んだ後、セントラルコースト リヴァモア・ヴァレーに約19ヘクタールの土地を購入し、その歴史は始まりました。 禁酒法時代もミサ用のワインとして生産を許可され、また設立以来、5代に渡り130年以上も愛され続けていることから、「カリフォルニア最古、途切れることのない家族経営ワイナリー」と呼ばれています。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/アメリカ合衆国
■生産地/カリフォルニア州、セントラル・コースト、リヴァモア・ヴァレー
■生産者/ウエンテ
■原産地呼称/A.V.A.サンフランシスコ・ベイ
■セパージュ/ジンファンデル主体
■ALC/14.5%

【外観】
深みのあるエッジ部分がほのかに赤紫色がかった濃いめのダークチェリーレッド。粘性は豊かで濃縮度の高さが伺える。
【香り】
トップノーズはブラックベリー、ブラックチェリー、干しプラム、プルーンの熟した果実香と黒胡椒、シナモン、クローブのスパイス系や樽由来のヴァニラ、ココナッツの芳香が主体。時間の経過とともに牡丹、スミレ、ドライハーブ、土、炒ったヘーゼルナッツ、黒蜜、キャラメルやなめし皮、カスタードクリーム、メントール、ポートワインのようなリッチなニュアンスが感じられる。
【味わい】
アタックは力強く、凝縮感のあるまろやかな果実味が広がる。アルコール感はやや高めで味わいに厚みを付与。酸味は穏やかで、タンニンは熟れており口当たりソフト。心地良いほろ苦さとスパイシーな風味を含んだ、葡萄の芳醇な旨味が余韻として長く持続する。
【総評】
果実の凝縮感、樽由来の甘みとスパイシーなニュアンスがバランス良く調和。カリフォルニア・ジンファンデルの教科書的なボリューミーかつフレンドリーな味わいの一本でした。(^^♪
HP 83+pt

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