深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒” -10ページ目

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

伊・ヴェネト州ヴェローナに居を構える、イタリアを代表するワイナリーの一つ「マァジ」。
今回は…陰干しワインを活用した「マァジ」独自の手法を用いて造られた“カンポフィオリン/マァジ”2020年VT…をいただきました。(^^♪

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【マァジとは?/サイトより引用】
マァジ社は1772年、ヴェネト州の中で優美な赤ワインを産出するヴァルポリチェッラ地区に設立されたワイナリ―で、ワイナリー名は”Vaio dei MASI”(マァジの小さな谷)に由来。今は、7代目のラッファエレとアレッサンドラが運営の中心となっています。この地の象徴的存在の赤ワイン「アマローネ」を核として、様々なタイプのワインを生み出しています。そのマァジ社がワイン造りの専門家および革新者であることは世界的にも有名です。
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■ヴィンテージ/2020年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ヴェネト州、ヴェローナ、ヴァルポリチェッラ
■生産者/マァジ
■格付/I.G.T.ロッソ・デル・ヴェロネーゼ
■セパージュ/コルヴィーナ(72%)、ロンディネッラ(23%)、モリナーラ(5%)
■ALC/13%

【外観】
エッジ部分がほのかに赤紫色がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は豊かで、濃縮度合いの高さが伺えます。
【香り】
トップノーズはブラックベリー、ブラックチェリー、干しプラム、レーズンの黒系果実が主体で、スミレ、ドライハーブ、メントール、シダや甘草、イチジク、シナモン、カカオ、樽由来のヴァニラ、スモーク香等、複雑性とボリューム感のある芳香が徐々に感じられます。
【味わい】
アタックはソフトで、完熟した果実の甘みが口中いっぱいに広がり、中盤からはしっかりとしたコクを感じる生き生きとした酸味が味わいを引き締める。タンニンは丸みがあり口当たりシルキーで、心地良いスパイシーなニュアンスを含んだ、凝縮感のある葡萄のリッチな風味を余韻に向けて残す。
【総評】
「ダブルファーメンテーション(二重発酵)」という古典的リパッソ方式で造られたVINO ROSSO。アマローネのエッセンスを色濃く感じさせてくれますが、アパッシメント製法特有の力強さだけではなく、エレガントなニュアンスも兼ね備えた、なかなか洗練された味わいの一本でした。(^^♪
HP 84+pt


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