シンテジ/アリアニコ・デル・ヴルトゥレ(2018) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…アリアニコ・デル・ヴルトゥレの造り手の中で最も古い歴史を誇る「パテルノステル」の“シンテジ/アリアニコ・デル・ヴルトゥレ”2018年VT…をいただきました。(^^♪

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【パテルノステルとは?/サイトより引用】
ヴルトゥレで最も古い造り手のパテルノステルは1925年にアンセルモ・パテルノステルがそれまで自家消費用に造っていたアリアニコを瓶詰販売して始まりました。誰もが認めるアリアニコ・デル・ヴルトゥレの先駆者ですが、約80年を経た今もなおその評判におごることなく、代々続くワイン造りの哲学と情熱をもって高品質のワインを生産しています。
畑はヴルトゥレ山の中腹450~600mの日当たりのよい斜面にあり、数千年前にギリシャからもたらされたというアリアニコが植わっています。昼夜の寒暖の差が激しいテロワールはアリアニコの香りや味の特徴がより表現され、理想的な生産地と言われています。
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■ヴィンテージ/2008年
■種類/赤)
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/バジリカータ州、ポテンツァ、バリーレ
■生産者/パテルノステル
■原産地名称/D.O.C.アリアニコ・デル・ヴルトゥレ
■セパージュ/アリアニコ(100%)
■ALC/13%
■購入価格/2,200円

艶のある外観。色調はエッジ部分がほのかに赤紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は豊かで、凝縮感が伺えます。
香りのトップノーズは、ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、カシス、イチジクの果実香が主体で、徐々にドライフラワー、ドライハーブ、シダ、メントール、土とスパイス、コーヒー、ビターチョコ、ミネラル、木樽由来のロースト香等が感じられます。
味わいのアタックは、ドライなニュアンスを含んだまろやかな果実味と締りのある滑らかな酸味から、肉厚ながらも口当たりしなやかなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻にはしっかりとしたビターかつミネラルとほのかなスパイシーな風味を伴った、葡萄のコク深い旨味が長く持続。

骨太ですが、質感はとてもエレガント。。
ふくらみのある果実感と引き締まった綺麗な酸、そして力強いタンニンと豊富なミネラルが調和した、ヴルトゥレ山の麓のテロワール感じる「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」のお手本的な一本と言えそうですね。(^^♪
HP 84pt


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