ヤシック/ボルゴ・サン・ダニエーレ(2022) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は…フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のコルモンスにある小さなワイナリー「ボルゴ・サン・ダニエーレ」が、マルヴァジアが植えられている畑がある地名を冠した“ヤシック/ボルゴ・サン・ダニエーレ”2022年VT…をいただきました。(^^♪

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【ボルゴ・サン・ダニエーレとは?/サイトより引用】
ボルゴ・サン・ダニエーレはフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州のコルモンスにある小さなワイナリーです。
1980年代後半、マウリ姉弟(アレッサンドラさんとマウロ氏)が祖父から引き継いだ18.5ヘクタールの葡萄畑に、この地域の伝統的な葡萄品種を栽培することから始まりました。
1970年代からコルモンス地域では収穫量を増やすため、葡萄の垣根を高くすることが一般的となっていました。
しかし、マウリ姉弟は葡萄のクオリティを高めるため、葡萄の背を高くせず、厳密に剪定することで収穫量を抑える方法をとり、また、限りなく自然に近いビオロジック(有機農法)を新たに取り入れました。
比較的新しい生産者ですが、彼らが生み出す非常に透明感に溢れた自然なワインは、既に高く評価されています。
ブレンドワインの名前に付けられているArbis(アルビス)は、フリウリ方言で“草(薬草)”を意味します。
有機栽培される葡萄畑は樹勢を弱くするため密植にし、畝間にもあえて雑草を生えさせています。
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■ヴィンテージ/2022年
■種類/白
■タイプ/中辛口
■農法/ビオロジック農法
■生産国/イタリア
■生産地/フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州、コルモンス
■生産者/ボルゴ・サン・ダニエーレ
■原産地名称/I.G.T.ヴェネツィア・ジューリア・ビアンコ
■セパージュ/リースリング(50%)、マルヴァジア(50%)
■ALC/13.5%

輝きのある外観。色調はほのかにグリーンがかった淡い黄金色。粘性は中程度。
香りのトップノーズは、柑橘類、青リンゴ、ライチ、洋梨、花梨の果実香やアカシア、菩提樹、スイカズラ、ミント、ヴェルヴェーヌ等の花・植物香が主体。徐々に白胡椒、ジンジャー、蜂蜜、火打石、サワークリーム、イースト、ぺトロール、貝殻、石灰のようなミネラル香等、アロマティックな芳香が感じられます。
味わいは、口当たりソフトでまろやかな果実味と伸びやかでクリーンな酸味がアタックから広がり、しっかりとしたビター、ミネラル、適度なアルコール感を含んだ、引き締まった葡萄のピュアなフレーヴァーが中盤から余韻に向けて続く。

フルーティーな果実味と心地良いコクのある酸味、フィニッシュに感じる、少々のほろ苦さと豊富なミネラル。
冷涼・温暖の相反するニュアンスが融合したかのような、瑞々しさの中にもボリューミーな果実の旨味が感じられる、なかなか個性的なVINO BIANCOでした。(^^♪

HP 81pt

さてさて、そんな訳で…今回の投稿が年内最後になりますかね。

今年も何だかんだ言いながら?地味に更新できて「ホッと一息」(笑)。来年も「ゆる~り」と頑張ることにしましょう!

それでは…いつも当ブログをご覧いただいている皆さま、くれぐれもご自愛いただき、良いお年をお迎え下さいませ。m(__)m


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