メリーニ/パッシエーノ(2019) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

300年を超える歴史を誇る、キアンティのシンボル的な老舗ワイナリー「メリーニ」。
今回は…その「メリーニ」が、フレッシュな葡萄と樹上で陰干しした葡萄を合わせて醸造する伝統的な醸造技術を用いて造られた、“メリーニ/パッシエーノ”2019年VT…をいただきました。(^^♪
********
【メリーニとは?/サイトより引用】
メリーニは、キアンティ・クラッシコ地区に広大な自社畑を所有し、300年を超える歴史があり、イタリアのワイン史を彩ってきた老舗ワイナリーです。1860年、瓶を藁で巻いた「フィアスコ・ボトル」を考案し、輸送が容易になり、キアンティの名が世界的に広まりました。また、60年代後半にキアンティ地方で初めてクリュ(単一畑)の概念を取り込み、“ラ・セルヴァネッラ”1969年ヴィンテージを世界で最初のキアンティ・クラッシコの単一畑ワインとしてリリースしました。このことによって、全キアンティ・クラッシコの現在の名声の基礎が作られたことは、メリーニの特筆すべき功績と言えます。
「革新」のDNAを受け継ぎ、長い歴史を引継ぎ、今も「伝統を尊重しながらも現代の消費者に受け入れられるワインを造りたい」という情熱を持ってワイン造りを行っています。現在GIV(グルッポ・イタリアーノ・ヴィーニ)に属し、安定した資本力をもって今も常に技術革新に取り組んでいます。「高品質ワインを少量造るのはさして難しいことではない。高品質なものを安定供給させることのほうがよほど困難である。」それを実現させているのが、キアンティのリーディング・ワイナリー、メリーニなのです。
********

■ヴィンテージ/2019年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州
■生産者/メリーニ
■格付/V.d.T.
■セパージュ/メルロー(100%)
■ALC/14%

色調は光沢のあるエッジ部分がほのかに紫がかった濃いダークチェリーレッド。粘性は強い。
香りはブラックベリー、ブルーベリー、プラム、プルーンの果実香に牡丹、スミレ、針葉樹、シダ、メントールや甘草、黒胡椒、コーヒー、カカオ、木樽由来のヴァニラ、スモーク香等が感じられます。
味わいは、ソフトでまろやかな果実味と伸びやかで優しい酸味から、肉厚ながらも質感シルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、心地良いビターかつスパイシーなニュアンスを含んだ、葡萄の豊かな旨味を余韻に向けて残す。

フレッシュな葡萄と陰干しした葡萄をそれぞれ醸してブレンドしたVINO ROSSO。
ふくよかながらも、口当たりとてもスマートなテクスチャー感じる、細マッチョ?的なバランス加減を誇る、なかなかコスパに優れた味わいの一本と言えそうです。(^^♪
HP 84pt


ワイン ブログランキングへ

にほんブログ

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村