さて~…一般的には下火感に歯止めが効かない?ボージョレ・ヌーヴォーですが、今までの狂騒曲的な人気?が異常だっただけで、実際のところ、解禁日を心待ちにしているお客さまって結構いらっしゃるんですよね~(←仕事上思うところです)。
まあ…ボージョレに限らず、今年も世界中で元気に葡萄が育ち、美味しいワインになる、好き嫌いは別としてワイン愛好家の方々にとっては気になる季節に間違いはないところでしょうかね。
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てな訳で今回は…『自然派ワインの父』故マルセル・ラピエール氏の想いを受け継ぐワイナリー、「シャトー・カンボン」の“ボージョレ・ヌーヴォー”2023年VT…をいただきました。(^^♪
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【シャトー・カンボンとは?/サイトより引用】
故マルセル・ラピエール氏とその妻マリー氏、そして故マルセル氏の幼馴染であるシャヌデ氏の3人で出資し、始めたのがシャトー・カンボン。ボージョレ地区モルゴンの南、ベルヴィル・アン・ボージョレに位置し、花崗岩、粘土、砂、シルトの混合土壌の土地から軽やかで芳香豊かなスタイルのボージョレを手掛けています。
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■ヴィンテージ/2023年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■農法/有機農法
■栽培/自然栽培
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、ボージョレ
■生産者/シャトー・カンボン
■原産地名称/A.O.C.ボージョレ・ヌーヴォー
■セパージュ/ガメイ(100%)
■ALC/12%
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色調は輝きのある紫がかったやや濃いラズベリーレッド。粘性はやや強い。
香りはラズベリー、ブルーベリー、イチゴ、チェリーの果実香にバラ、スミレ、ゼラニウムや甘草、丁子、ドライハーブ、シナモン、ナツメグ、なめし皮等、チャーミングな芳香が感じられます。
味わいは口当たりソフトでまろやかな果実味と程良いコクを感じる滑らかな酸味から、サラサラとしたタンニンのしなやかなフレーヴァーが口中に広がり、ほのかなビター感含んだ果実のピュアな旨味を余韻に向けて残す。
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新酒らしいフレッシュ感がもちろんベースではありますが、やはりそこは「自然派ワインの父」と呼ばれる『マルセル・ラピエール』の匠の技を継承するシャトーのヌーヴォー、毎年ブレることのない葡萄のエレガントな出汁感は健在!特に今年は雨が少なかった一年だった影響が良い意味で、昨年と遜色ない葡萄の凝縮された旨味も堪能できる出来栄えとなっていますね。(^^♪
ちなみに、今年のキャッチコピーは…「まるで摘みたての赤い果実をそのまま口にほおばったような味わい」…だそうです。
ちょいと「カンボン」の印象とは違いますが(汗)、全体的にはそうなのかな~?(笑)
☆HP 82pt