コディゴ・デ・ファミリア 380/アレスティ(2012) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

1951年創業のチリのワインメーカー「アレスティ」。
今回は創業65周年記念、そして創業者へのオマージュともいえるワイン、“コディゴ・デ・ファミリア 380”の2012年VTをいただきました。
ちなみに“コディゴ 380”とは380番地という意味で、かつてアレスティ・ファミリーが暮らしていた場所の番地なんだそうです。


********
【アレスティとは?/サイトより引用】
アレスティは、1951年にヴィンセント・アレスティ氏により、クリコ・ヴァレーに設立されました。 
70年に渡る伝統と経験に裏付けられた醸造技術や、最先端設備の採用、品質向上へ向けた弛まぬ努力により、高品質でバランスの良いワインを安定生産しています。
********

■ヴィンテージ/2012年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/チリ
■生産地/セントラル・ヴァレー、クリコ・ヴァレー
■生産者/アレスティ
■原産地名称/D.O.クリコ・ヴァレー
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベック、プティ・ヴェルド
■ALC/14.5%

色調は艶のある非常に濃いダークチェリーレッド。粘性は豊か。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、干しプラムの果実香に牡丹、バラ、シダ、メントールや甘草、ビターチョコ、樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいはふくらみのあるまろやかな果実味と心地良いコクを感じる伸びやかな酸味から、肉厚ながらも口当たりシルキーなタンニンのフレーヴァーが広がり、しっかりとしたビターかつスパイシーなニュアンスを含んだ、ボリューム感のある果実の旨味が余韻に向けて長く持続。

ブレることのない強固なストラクチャーを持ち合ちながらも、口当たりはどこまでもエレガント。「外柔内剛」を地で行くような秀逸な出来栄えの一本でした。
HP 85pt

以下の写真は2019年、「アレスティ」の醸造家ジョン・ウサビアガ氏を迎えてのメーカーズディナーの様子…(懐かしぃ~)。


ワイン ブログランキングへ

にほんブログ