今回は、イタリア・ピエモンテ州のスプマンテ・メーカーの老舗「ペルリーノ」の“バロネット/ピノ・シャルドネ/ヴィノ・スプマンテ・ブリュット”をいただきました。
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【ペルリーノとは?/サイトより引用】
1905年、ペルリーノはピエモンテ州アスティに誕生しました。現在のオーナーは、アスティ・スプマンテを得意としたペルリーノ社の設立者であるペルリーノ氏とボッソ氏より引き継いだ、ファチェッロ家です。遡ると、19世紀初めにはすでにワイン醸造をしていた、ノンノ・レオーネへとたどり着きます。 2004年、ファチェッロファミリーはペルリーノ株式会社に改組し、ダイナミックで広い視野を持つ、国内外の市場に影響するリーダーと呼べるまでに変革しました。創業当時からのクオリティを守りつつも生産量を誇るスプマンテメーカーへと発展させました。ペルリーノ社はその正確性、信頼性、適合性、そして継続的な改良をコンセプトとして徹底した品質管理をおこなっています。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/イタリア
■生産地/ピエモンテ州、アスティ
■生産者/ペルリーノ
■原産地名称/V.d.T.ヴィノ・スプマンテ
■セパージュ/ピノ・ビアンコ、シャルドネ
■ALC/11.5%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった澄んだ麦藁色。気泡は細やかで、勢いよく液面に立ち昇ってきます。
香りは柑橘類、リンゴ、白桃、花梨の果実香に白い花、菩提樹、スイカズラや甘草、ドライハーブ、蜂蜜、貝殻、石灰のようなミネラル香等、芳醇な芳香が感じられます。
味わいは少々のビターなニュアンスを含んだ果実の瑞々しい旨味と程良いコクを感じるしなやかで優しい酸味が調和。泡の刺激具合はしっかりとドライで刺激的。余韻は短めなものの、ミネラリーな風味を伴った生き生きとしたフレッシュなフレーヴァーが残る。
芳香は意外?と華やかで、蜜っぽいニュアンスを強く感じますが、お味は全体的にドライな印象を強く残すスプマンテに仕上がっており、お値段的に十分満足感が得られる一本と言えるんじゃないでしょうか。
☆HP 80pt