今回は、アルゼンチン初の女性醸造家であるスサーナ・バルボ氏が経営しているワイナリー、「ドミニオ・デル・プラタ」の“クリオス/ロゼ・オブ・マルベック”2021年VTをいただきました。
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【ドミニオ・デル・プラタとは?/サイトより引用】
家族経営のドミニオ・デル・プラタはアルゼンチン最大のワイン産地に設立された最も新しいワイナリーのひとつです。ワイナリーは首都のブエノス・アイレスからおよそ1000km西、チリのサンチアゴとアンデス山脈を挟んで向かい側にあり、アルゼンチンで最も名を知られた女性ワイン醸造家のスサーナ・バルボによって所有経営されています。
オーナーのスサーナ・バルボ氏はアルゼンチン初の女性ワインメーカーとして知られています。数々のワイナリーで活躍し、アルゼンチン人として初めてヨーロッパのワイナリーのコンサルタントを務めてきました。そしてペドロ氏というパートナー出会い2人のワイナリー、ドミニオ・デル・プラタが誕生しました。その一方で、スサーナ女史は2006年3月からアルゼンチンワイン協会の会長に就任し(現在は副会長)、アルゼンチンワイン界の発展に努めています。彼女はまさに現在のアルゼンチンワイン界を代表する人物といえます。
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■ヴィンテージ/2021年
■種類/ロゼ
■タイプ/辛口
■生産国/アルゼンチン
■生産地/メンドーサ州、ウコ・ヴァレー
■生産者/ドミニオ・デル・プラタ
■セパージュ/マルベック(100%)
■ALC/13.5%
色調は輝きのあるほのかにオレンジ色を帯びた澄んだサーモンピンク。粘性は中庸。
香りは柑橘類、ラズベリー、チェリー、ストロベリーの果実香にアカシア、甘草、ピンクペッパー、ドライハーブ、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいはドライなニュアンスを含んだフレッシュで瑞々しい果実味と生き生きとした伸びやかな酸味の広がりから、心地良い塩梅のドライなニュアンスを伴ったミネラル感溢れる爽快なフレーヴァーを余韻に向けて残す。
全体的にとてもクリーンでシンプルなテイスト。
個性的ではない所が個性的?(笑)
女性醸造家が手掛けた、優しさに満ち溢れた一本でした。
☆HP 79+pt