ラ・シャペル・ド・バージュ(2013) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、仏・ボルドーはメドック格付第5級「シャトー・オー・バージュ・リベラル」のセカンド・ワイン、“ラ・シャペル・ド・バージュ”をいただきました。

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【シャトー・オー・バージュ・リベラルとは?/サイトより引用】
オー・バージュ・リベラルは、18世紀から続く歴史あるシャトー。メインの区画は格付第1級のラトゥールの畑に隣接しています。
一時は没落していた時期もありましたが、1960年にポンテ・カネも所有していたクルーズ家に買い取られ、大々的な設備投資を行ったことから品質は回復。1970年代以降は完全に過去の名声を取り戻しました。その後、シャス・スプリーンなどを経営しているヴィラー家に売却され、今なお良質なワイン作りを続けています。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー、オー・メドック、ポイヤック
■生産者/シャトー・オー・バージュ・リベラル
■原産地名称/A.O.C.ポイヤック
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
■ALC/12.5%

色調は輝きのある濃いダークチェリーレッド。粘性は豊か。
香りはブラックベリー、カシス、プラムの果実香に牡丹、スミレ、シダ、メントールや針葉樹、ドライハーブ、黒胡椒、甘草、丁子、腐葉土、木樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいはフレッシュ感を含んだまろやかな果実味と伸びやかでコクのある酸味に、骨太ながらも口当たりソフトでシルキーなタンニンのフレーヴァーが包み込んだ、エレガントかつパワフルなフレーヴァーが広がり、心地良いビターかつスパイシーなニュアンスを含んだ深みのあるテイストが余韻に向けて長く持続。

セカンドとはいえ、流石格付第5級シャトーの底力といったところでしょうか、2013年は平凡なVTと評価されているものの、フレッシュ感と程良い熟成感がバランスよく調和した、十分な満足感を与えてくれる味わいの一本でした。

☆ HP 83pt

 

 


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