コスタ・ドルタ/バルベーラ・アパッシメント(2019) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、海外の評論家から注目を集める若き当主「ボジオ」が、陰干ししたバルベーラを使用して造り上げた、“コスタ・ドルタ/バルベーラ・アパッシメント”をいただきました。

********
【ポジオとは?/サイトより引用】
伊・ピエモンテ州にて1967年から行っていた両親の農業を引き継いだ若き当主ルカ・ボジオによってピエモンテに設立されたボジオ。伝統を守りつつ、最新の設備を導入するなど、常に新しい挑戦に邁進。評論家が海外から訪れるなど、そのクオリティーの高さが伺える注目のワイナリーです。
********



■ヴィンテージ/2019年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■農法/リュット・レゾネ
■生産国/イタリア
■生産地/ピエモンテ州
■生産者/ボジオ
■原産地名称/D.O.C.ピエモンテ
■セパージュ/バルベーラ(100%)
■ALC/14%

色調は輝きのあるほのかに紫がかった濃いラズベリーレッド。粘性は豊か。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、チェリー、プラムのコンポートされた果実香に牡丹、スミレ、シダ、メントールやドライハーブ、コーヒー、シナモン、黒胡椒、甘草、丁子、樽由来のヴァニラ香等が感じられます。
味わいはビターなニュアンスを含んだまろやかな果実味と心地良いコクを感じる伸びやかな酸味から、しっかりとした厚みがありながらも、口当たり緻密で滑らかなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻に向けては少々のスパイス感を伴なった葡萄の凝縮感のある旨味を残す。

想像していたようなアパッシメント特有のボリューム感は控えめで、どちらかと言えばとてもスマートでエレガントな仕上がり。
アパッシメント好きには物足りなさは残るかも知れませんが…濃い系ワインは苦手の方も満足していただけそうなキメ細やかでしなやかさ感じるスタイリッシュな一本でした。

☆ HP 79+pt

 

 


ワイン ブログランキングへ

にほんブログ