今回は、アルゼンチンの名門ワイナリー「トラピチェ」が、標高の高い畑で収穫した高品質な葡萄を使用、さらに樽を使わずに造り上げた、“ピュア・マルベック”をいただきました。
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【トラピチェとは?/サイトより引用】
トラピチェは、1883年、アルゼンチンのメンドーサに設立される。
「アルゼンチンで最も優れたワイン」を自らが造ることを決意し、フランスのブドウの木の導入、ヴァラエタル・ワインの生産、フレンチオークの輸入、ステンレスタンクの使用など、当時のヨーロッパ最高水準の技術を積極的に取り入れ、アルゼンチンで300年来続いたワイン造りの歴史を大きく変え、アルゼンチンが世界屈指のワイン生産国へと発展していくきっかけとなったワイナリー。
その決意は今も変わることなく受け継がれ、現在も、チーフワインメーカー ダニエル・ピを中心に、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを始めとするワイン生産国と経験と知見を交換しながら、メンドーサ産ワインの素晴らしさを世界に示すとともに、アルゼンチンを代表するトップワイナリーとしての確固たる地位を築いている造り手である。
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■ヴィンテージ/2018年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/アルゼンチン
■生産地/メンドーサ州
■生産者/トラピチェ
■セパージュ/マルベック(100%)
■ALC/13.5%
色調は輝きのある濃いダークチェリーレッド。粘性は強め。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、カシス、プラムの果実香に牡丹、スミレ、シダ、針葉樹や丁子、黒胡椒、カカオ、チョコレート、コーヒー、ほのかにタバコ、赤身肉や鉄っぽい芳香も感じられます。
味わいはフレッシュ感を伴なったまろやかな果実味と生き生きとしたしなやかな酸味から、しっかりとした厚みがありながらも口当たり滑らかなタンニンの心地良いフレーヴァーが広がり、余韻にはビターなニュアンスを含んだ瑞々しいテイストが持続。
原産地はフランスですが、現在では世界全体の9割近くがアルゼンチンで栽培されているといわれる「マルベック」。力強さの中にも気品があり、メリハリのある味わいが印象的ですが…今回いただいた“ピュア・マルベック”、ワイン名の通りストレートに品種の個性にフォーカスした、まさに“純粋”なテイストを楽しめる一本と言えそうです。
☆ HP 79+pt ☆