東京オリンピックも延期が決定。いまだにコロナウイルス収まる気配なしの昨今ではありますが…それでも季節は確実に春を迎えつつあります。
暖かくなってくると、やはり欲するのは“泡”ですよね。
そんな訳で…今回は「アグリコラ・ディボン社」のカヴァをいただきました。
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【アグリコラ・ディボンとは?/サイトより引用】
アグリコラ・ディボン社は、スペイン・カタルーニャ州ペネデス地方にあります。現在は、ボデガス・ピノールド社のグループ会社の一員ですが、創業100年を超す老舗のカヴァとスティルワインの造り手です。同社の葡萄畑がある地域は、粘土石灰質で葡萄の生育に向いた土壌なので、ワイン造りに適した良質な葡萄が収穫されます。さらに、葡萄畑は海抜200m~500mと水平にも垂直にも幅のある位置に点在しているので、畑ごとの微気候(狭い地域の気候)の影響を受け、カヴァのベースワイン造りに適した葡萄が収穫できます。
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■ヴィンテージ/N.V.(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット・ナチュレ
■生産国/スペイン
■生産地/カタルーニャ州、ペネデス
■生産者/アグリコラ・ディボン
■原産地名称/D.O.カヴァ
■セパージュ/マカベオ、パレリャーダ、チャレッロ
■ALC/11.5%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった淡いイエロー。気泡は細やかでゆっくりと液面に立ち昇ってきます。
香りはグレープフルーツ、花梨、ライム、リンゴ、アプリコットの果実香と菩提樹、スイカズラ、アニス、イチジク、ブリオッシュ、トースト、カモミール、アーモンド、ほのかに石灰のようなミネラル香が感じられます。
味わいは少々のビター感を伴なったまろやかな果実味と程良く引き締まった伸びやかな酸味、ふくらみのある泡のドライなフレーヴァーの広がりから、余韻に向けてはフレッシュかつミネラリーなニュアンスが持続。
「ブリュット・ナチュレ」タイプにしてはドライ感がそれほど主張しておらず、爽快感のある心地良い口当たりが楽しめます。お値段的にも気軽に飲めるスタンダードなカヴァと言えそうですね。
☆ HP 78pt ☆