今回はいただいたのは、「M.G.M.モンド・デル・ヴィーノ」のアマローネ。
ワイン名の「コスタメディアーナ」とは、海岸の中央を意味し、「最もストラクチャーのある良質なワインは海岸や河川近くの丘の中心部で生産される」、と造り手たちに信じられていることに由来することから、その名が付けられたんだそうです。
********
【M.G.M.モンド・デル・ヴィーノとは?/サイトより引用】
1991年、エミリア・ロマーニャ州でMartini、Gabb、Mackの3人の醸造家により、彼らの頭文字を冠した「M.G.M.モンド・デル・ヴィーノ」を設立。創業以来、情熱、好奇心、熱意を持ち続け、数十年でイタリアワイン輸出メーカートップ15社のうちのひとつにまで成長した。ピエモンテに拠点を置き、イタリアの8つの州にブドウ畑を所有、各地域の土地とブドウが持つ豊かな個性を活かした栽培を行っている。「イタリアワインの新しいクオリティーの探求」を理念としており、ワインは最先端の醸造設備を導入し、徹底した品質管理の下で造られる。現在、年間およそ2,500万本のボトルと450万個のワインボックスを生産し、40ヶ国以上の国に輸出している。
********
■ヴィンテージ/2015年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■農法/リュット・レゾネ
■生産国/イタリア
■生産地/ヴェネト州、ヴェローナ、ヴァルポリチェッラ
■生産者/M.G.M.モンド・デル・ヴィーノ
■原産地名称/D.O.C.G.アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ
■セパージュ/コルヴィーナ・ヴェロネーゼ(80%)、ロンディネッラ(20%)
■ALC/15%
色調は深みのあるほのかにオレンジがかった濃いめのダークチェリーレッド。粘性は強め。
香りはブラックベリー、ブラックチェリー、プラムの果実香に牡丹、バラ、針葉樹、メントールやコーヒー、カカオ、チョコレート、黒胡椒、樽由来のヴァニラ香等がしっかりと感じられます。
味わいはアタックから膨らみのある豊かな果実味と円みのある優しい酸味から、ボリューミーながらも口当たりスムースなタンニンのフレーヴァーが広がり、余韻に向けては心地良いスパイシーなニュアンスを伴ったリッチで官能的なテイストが持続。
欲を言えば、もう少々寝かせればさらに複雑性が深まりそうな感じがありましたが…もちろん、今いただいても十分アマローネらしい濃縮感のある豊満な味わいを堪能できる一本でございました。
☆ HP 82pt ☆
![]() |
アマローネ ヴァルポリチェッラ [2014] コスタメディアーナ
4,378円
楽天 |