シャトー・ド・ラ・リゴディエル/ボジョレー・ヌーヴォー(2019) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

ボジョレー・ヌーヴォー2019年、11月21日解禁!

 

 

ボジョレー・ヌーヴォーを評価する唯一の公式ワインコンクールである「トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」において、昨年「最高金賞」、今年は「金賞」に選ばれたイオン限定?商品である「シャトー・ド・ラ・リゴディエル」のヌーヴォーを解禁日にいただきました。


 

■ヴィンテージ/2019年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、ボジョレー
■生産者/シャトー・ド・ラ・リゴディエル
■原産地名称/A.O.P.ボジョレー・ヌーヴォー
■セパージュ/ガメイ(100%)
■ALC/13.5%

色調は輝きのある紫がかった濃いめのルビー色。粘性は中庸。
香りはラズベリー、ブルーベリー、イチゴの果実香と牡丹、スミレや甘草、丁子、シナモンから、マセラシオン・カルボニック特有のバナナの芳香。
味わいは程良い凝縮感を伴ったまろやかな果実味と伸びやかでコクのある酸味がアタックから口中に広がります。タンニンは比較的厚みがあるものの、口当たりはしなやかで流れるような喉越しが感じられ、余韻に向けてはほのかな発泡感を含んだフレッシュかつビターなニュアンスが残ります。

毎年、プレスリリースは常にポジティブな内容ですが、今年はいつになく「有望だが、生産者のテクニックが重要な年」とシュールな発表。
実際のところ、生産量も例年と比べて減少し、少々厳しい年だったようです。

そんな訳で…ここ3年ほど連続でいただいてるんですが、どうやら昨年のブログにアップしていなかった(苦笑)リゴディエルのボジョレー、毎年凝縮感のあるヌーヴォーをリリースすることで人気が高い生産者さんですが、今年の出来は例年と比べるとスマートな印象で若干物足りなさは感じたものの、相変わらず通常?のヌーヴォーとはひと味違う味わいを堪能させていただきました。

☆ 78+ pt ☆

 

 


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