世間ではすっかり話題にならなくなった感のある?ボジョレー・ヌーヴォー。(笑)
今年の解禁日は11月21日でした!
今回は、翌年のボジョレー解禁日前に抜栓することが毎年の恒例となっている、フィリップ・パカレのボジョレー2018年をいただきました。
■ヴィンテージ/2018年
■種類/赤
■タイプ/ミディアムボディ
■生産国/フランス
■生産地/ブルゴーニュ、ボジョレー
■生産者/フィリップ・パカレ
■原産地名称/A.O.C.ボジョレー
■セパージュ/ガメイ(100%)
■ALC/12.5%
色調は輝きのある紫がかった淡いルビー色。粘性は中庸。
香りはラズベリー、ブルーベリー、チェリーの果実香と牡丹、バラ、スミレや甘草、ナツメグ、シナモン、ほのかになめし皮、腐葉土、ヨード、血液のような芳香も感じられます。
味わいはアタックから柔らかくまろやかな果実味としなやかで優しい酸味にサラサラとしたキメ細やかなタンニンが溶け込んだエレガントなフレーヴァーが口中に広がり、余韻に向けてもその落ち着きのある流れるようなニュアンスが持続。
毎年ボジョレーワイン委員会より発表されるプレスリリースによると、2018年は“珠玉のヴィンテージとして歴史に刻まれる”とのことでしたが…まあ、それは置いといて(笑)。
パカレ・ボジョレー、一年寝かせただけでこうも変貌するかね?ってくらいの上品で奥の深い洗練された味わい。
まさに「少女から大人の女性へ」って感じです。もうガメイっじゃなくて、上質なピノですな。
フィリップ・パカレ、流石です。
来年の抜栓も楽しみだわ…。
☆ 81+ pt ☆