今回はシャンパーニュ地方の中でも比較的温暖な地区、「ヌーヴィル・シュール・セーヌ」という村にある“ポール・エラルド”のシャンパンをいただきました。
■ヴィンテージ/N・V(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/ブリュット
■生産国/フランス
■生産地/シャンパーニュ、ヌーヴィル・シュール・セーヌ
■生産者/ポール・エラルド
■原産地名称/A.O.C.シャンパーニュ
■セパージュ/ピノ・ノワール(100%)
■ALC/12%
色調は輝きのあるほのかにグリーンがかった淡いイエロー。気泡の量は多く、キメ細やか。
香りはグレープフルーツ、リンゴ、洋梨、花梨の果実香と白い花、キンモクセイ、菩提樹、スイカズラやブリオッシュ、蜂蜜、焼いたパン、炒ったアーモンド、石灰のようなミネラル香等が感じられます。
味わいは少々のフレッシュ感を残すまろやかな果実味と伸びやかでコクのある酸味から、しっかりとした泡のビターなフレーヴァーが広がり、余韻には心地良い果実の旨味とビターかつミネラリーなニュアンスが持続。
いかにもシャンパンらしい、リッチでスタイリッシュな味わい。
若干酸が強めな印象はあるものの、シャンパンの模範生?的な一本でした。
☆ 82 pt ☆