シャトー・ピュイゲロー(2015) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

今回は、シャトー・ル・パンを所有する名門「ティエポン・ファミリー」が造ったグレート・ヴィンテージ2015年のVIN ROUGEをいただきました。

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【シャトー・ピュイゲローとは?/サイトより引用】
ティエンポン家がシャトー・ピュイゲローを購入したのは1946年。コートド・フラン(2008年より、ボルドー右岸のコートのついた4つの地区、ブライ・カスティヨン11つになった)のもっとも美しい場所にあったシャトーでしたが、その葡萄畑は荒れ果てていました。一族の長ジョージ・ティエンポンは畑の力を信じ辛抱強く時間をかけ、多様栽培や牧畜を経てこの荒地を蘇らせる事に成功し、そして70年代後半に葡萄造りを再開させ、1983年にようやくリリースされたファースト・ヴィンテージはいきなり批評家に絶賛され、またたく間に市場の人気シャトーとなったのです。現在は息子のニコラ(サン・テミリオンのパヴィ・マッカンの責任者)が醸造を担っています。
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■ヴィンテージ/2015年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/フランス
■生産地/ボルドー
■生産者/シャトー・ピュイゲロー
■原産地名称/A.O.C.フラン・コート・ド・ボルドー 
■セパージュ/メルロー(80%)、カベルネ・フラン(15%)、マルベック(5%)
■ALC/14.5%

色調は輝きのある紫がかった濃いルビー色。粘性は中庸。
香りはブラックベリー、ブルーベリー、カシス、干しプラムの果実香と針葉樹、杉、メントール、シダ、牡丹やナツメグ、甘草、丁子、コーヒー、燻製肉から樽由来のヴァニラやスモーク香が広がります。
味わいはまろやかで柔らかい果実味とさっぱりとした伸びやかな酸味の後にしっかりとした力強いタンニンのフレーヴァーが口中全体に広がり、余韻にはビターかつフレッシュなテイストが持続します。

その広がりと深みのある味わい。今いただいてもグレート・ヴィンテージといわれる2015年のポテンシャルの高さを十分に感じることができますが…その本領を100%発揮するのはまだまだ先ですかね?(笑)

☆ 82+ pt ☆

 

 


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