今回は山梨県産甲州種を使用し、シャルマ方式(キューヴ・クローズ)で造り上げた「マンズワイン・勝沼ワイナリー」のスパークリングワイン“甲州 酵母の泡/セック”をいただきました。
■ヴィンテージ/N・V(ノン・ヴィンテージ)
■種類/泡(白)
■タイプ/セック(やや辛口)
■生産国/日本
■生産地/山梨県甲州市勝沼町
■生産者/マンズワイン・勝沼ワイナリー
■セパージュ/山梨県産甲州(100%)
■ALC/11%
色調は輝きと透明感のある澄んだレモンイエロー。気泡は細やかで、ゆったりと液面に上昇してきます。
香りはグレープフルーツ、レモン、リンゴの果実香とキンモクセイ、スイカズラや丁子、石灰のようなミネラル香が感じられますが、どちらかといえば落ち着いた印象。
味わいは丸みのあるまろやかな果実味と爽やかでスムーズな酸味から、きっちとしたドライ感が感じられる泡の刺激的なフレーヴァーが広がり、フィニッシュにはフレッシュかつビターなニュアンスを含んだ程良いコクのあるテイストが残る。
あの「神の雫」でも取り上げられた一本ですが、全体的に甲州らしいとてもシンプルで清らかなテイストを楽しめる上品なスパークリングに仕上がっています。
口中に広がるほんのりとしたキュートな甘みがgood! 和食との相性も抜群の“泡”でした。
☆ 78+ pt ☆