アンティコ・モナステロ/バローロ(2013) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

前回いただいたバルバレスコの出来が素晴らしかったポジオ・ファミリーエステート。
早速(笑)、今回はバローロをいただきました。
 

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【ボジオとは?/サイトより引用】
若き当主ルカ・ボジオによってピエモンテに設立されたボジオ・ファミリーエステート。伝統を守りつつ、最新の設備を導入するなど、常に新しい挑戦に邁進し評論家が海外から訪れるなど、そのクオリティーの高さが伺える注目のワイナリーです。
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■ヴィンテージ/2013年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ピエモンテ州、バローロ
■生産者/ボジオ・ファミリーエステート
■原産地名称/D.O.C.G.バローロ
■セパージュ/ネッビオーロ(100%)
■ALC/14%

色調はエッジ部分がほのかにオレンジ色で、全体的には輝きのある紫がかった濃いめのルビー色。粘性は中庸。
香りはブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、カシス、イチジクの果実香と牡丹、シダ、バラ、スミレや紅茶、シナモン、ナツメグ、丁子、ほのかになめし皮や腐葉土、スパイス、ヴァニラ香のニュアンスも感じられます。
味わいはふくよかで柔らかい果実味とはっきりとしていながらも滑らかさが感じられる酸味を力強くもキメ細やかな舌触りのタンニンのフレーヴァーが包み込み、余韻に向けては2013年ヴィンテージではあるが、程良い熟成感とフレッシュなテイストが同居した複雑性のあるフレーヴァーが持続。

まさに「イタリアワインの王様」と形容されるに相応しい強さと優しさがバランスよく調和した、こちらもバルバレスコと甲乙つけがたい上質のバローロでした。


☆ 82 pt ☆

 

 


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