登美の丘ワイナリー/ロゼ(2014) | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

都内はすっかり葉桜となってしまいました。

散りゆく桜の木の下で、今宵はサントリーが山梨県甲斐市に所有する“登美の丘ワイナリー”のロゼをいただきました。

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【登美の丘ワイナリーとは?/サイトより引用】
1909年に開設した「登美農園」。その後、歴史の流れの中で何度か存在の危機に晒されながらも葡萄栽培が続けられて来ました。
1936年、「日本のワイン葡萄の父」と言われる川上善兵衛と寿屋(現サントリー)の創業者である鳥井信治郎が経営を継承し、本格的なワイン造りを始め、1950年代には「欧州系ワイン用葡萄品種」への取り組みを開始。
「登美の丘」と言う地で葡萄造りを始めて1世紀。今では、日本を代表するワイナリーとして毎年数々の国際コンクールで賞を受賞する日本のワインを生み出しています。
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■ヴィンテージ/2014年
■種類/ロゼ
■タイプ/辛口
■生産国/日本
■生産地/山梨県甲斐市
■生産者/登美の丘ワイナリー
■セパージュ/メルロー(74%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(16%)、プティ・ヴェルド(5%)、カベルネ・フラン(5%)
■ALC/12.5%

色調は輝きのある赤みがかった少々濃いめのピンク色。粘性は中庸。
香りはラズベリー、ブルーベリー、木苺、チェリーの果実香と牡丹、スミレ、針葉樹、メントールの芳香、ほのかに樽由来と思われるヴァニラ香のニュアンスが感じられます。
味わいは柔らかくふくよかな果実味とフレッシュ感を伴ったクリーンで伸びやかな酸味がバランス良く調和。余韻に向けてはしっかりとしたコクを感じるビターかつドライなフレーヴァーが持続します。

まるで本場のロゼをいただいているようなエレガントで表情豊かな味わいを楽しめる一本。
明らかに世界基準を目標として造り上げられていることがひしひしと感じられるなかなか素敵なロゼワインでした。

☆ 80 pt ☆

 

 


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