ただ南に隣接してるのが、世界的な銘醸地“トスカーナ州”という事もあり、イマイチ地味な産地としての印象は拭えませんが、近年は近代的な醸造技術を背景に品質の向上が計られ、かなり注目を浴びる存在になっているとのことです。
今回は、そのウンブリア州に拠を構える“カルロ・エ・マルコ・カリーニ”のvino rossoをいただきました。
■ヴィンテージ/2010年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/ウンブリア州、ペルージャ
■生産者/カルロ・エ・マルコ・カリーニ
■原産地名称/I.G.T.ウンブリア・ロッソ
■セパージュ/カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
■樹齢/平均20年
■熟成/フレンチオーク樽にて熟成(12ヶ月)後、瓶熟成(約24ヶ月)
■ALC/14.5%
■購入価格/5,508円
◆色/輝きのある紫がかった深みのあるガーネット
◆香/ブラックベリー、ブラックチェリー、カシスの果実香と甘草、針葉樹、杉、メントール、シダ、コーヒーの芳香。ほのかに樽由来のヴァニラのニュアンス。
◆味/少々のドライ感を伴ったまろやかな果実味と滑らかで穏やかな酸味が調和。タンニンはしっかりとした力強さが感じられるものの心地良くスムーズな印象で、余韻に向けてもそのテイストが持続します。
カベルネとメルローのアッサンブラージュの割には、予想外にとてもスマートな仕上がりのワインでした。
濃いめがお好きな方には…ちと“微妙”かな?(笑)
参考サイト → Azienda Agraria Carlo & Marco Carini
☆ 78 pt ☆

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