【ラ・スピネッタとは?/サイトより引用】
80年代後半にリリースしたモスカート・ダスティが、世界中のレストランやワイン評論家から高い評価を得て、ラ・スピネッタ社の名声が広まりました。ジョルジョ・リヴェッティ氏を中心に、妥協を許さないワイン造りへの情熱が、バルベーラ、バルバレスコ、そしてバローロなどの素晴らしいワインを生み出しており、2014年現在、ガンベロロッソにおいてイタリア全土で2番目に多い、37のトレ・ビッキエーリを獲得しています。 ラ・スピネッタ社のワイン造りは、味わいやアロマ、品種の国際化からは一線を画し、出来る限りその土地の伝統に近づき、固有の味わい、個性を目指しています。「私たちの土地、土地が造り出す物の価値に対して確固たる信念をもち、敬意を表し、私たちが栽培するのは、その土地の土着品種、その土地に根付いた品種のみである」という信念のもと、その土地を表現したワインをピエモンテとトスカーナで造り続けています。
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今回は、その数あるアイテム中からトスカーナ州はピサ近郊のテッリッチョーラ村、カサノーヴァ地区の畑で比較的若い樹齢のサンジョヴェーゼから収穫された葡萄で造られた“イル・ネッロ・ディ・カサノーヴァ”を“飲”。
■ヴィンテージ/2011年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/トスカーナ州、ピサ、テッリッチョーラ、カサノーヴァ
■生産者/ラ・スピネッタ
■原産地名称/I.G.T.トスカーナ
■セパージュ/サンジョヴェーゼ(100%)
■熟成/フレンチオーク
■ALC/13.5%
■購入価格/4,374円
◆色/輝きのある赤みがかった濃いめのルビー色。
◆香/ブルーベリー、チェリー、アセロラ、プラム、イチジクの果実香や牡丹、ゼラニウム、胡椒、シナモン、丁子等の芳香から、徐々に樽由来のヴェニラ香のニュアンスが感じられてきます。
◆味/果実味はソフトで優しい印象で、サンジョヴェーゼらしいきびきびとした伸びのある綺麗な酸味と程良いスパイシーさを伴った滑らかなタンニンが調和。そのテイストが余韻まで持続します。
今回いただいたのは若い樹齢のサンジョヴェと言うことで、確かに厚みや深みにこそ欠けはしますが、全体的にコンパクトに良くまとまっており、そのクオリティの高さが十分に窺える安定感のある味わいでした。
ちなみに、エチケットに描かれている“サイ”は、16世紀に活躍したドイツの画家“アルブレヒト・デューラー”の作品で、原画はあの大英博物館に収められているんだそうです。でも何故“サイ”なんでしょうかね~?(笑)
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