アルティチェッリ/アリアニコ | 深煎りSOMMELIERの“日々是葡萄酒”

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~突然?ワインに目覚め…ワインエキスパート、ソムリエの資格を取得してしまった“親父”の備忘録?~

前回、ちょっとした驚き?を受けたイタリア・プーリア州の“カンテレ社”のワイン。
今回は、「アリアニコ」100%をいただきました。

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【カンテレ社とは?/インポーターの資料より引用】
南イタリア、プーリア州レッチェに本拠を置くカンテレ社。
現経営陣の祖父であり、創設者のヴェネト州出身のジョバンニ・バティスタ・カンテレが、妻のテレザマナーラと共に1960年代後半、ワイン醸造のコンサルタントとしてレッチェに移住、1979年には2人の息子も加わり、その豊富な経験と知識を基に設立されました。
その後も家族経営のスタイルを崩すことなく、サリチェ・サレンティーノの土壌の恩恵を最大限に活かし、最新技術を調和させた屈指のクオリティを誇るカンティーナとして、今では世界中から注目を浴びています
【アリアニコとは?/サイトより引用】
ギリシア原産の品種(その名はギリシアを意味するEllenicoが由来)、イタリアへ6~7世紀頃に渡ってきたといわれる。火山質の土壌との相性が非常によい。特にタラウージ(カンパーニア州)とヴルトゥーレ(バジリカータ州)のアリアニコからは濃いルビーレッドで、香りが高く力強い味のワインが生産される。
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アルティチェッリ/アリアニコ


■ヴィンテージ/2009年
■種類/赤
■タイプ/フルボディ
■生産国/イタリア
■生産地/プーリア州、グアンニャーノ
■生産者/カンテレ社
■原産地名称/I.G.T.サレント
■セパージュ/アリアニコ(100%)
■熟成/バリック樽(12ヶ月)
■ALC/13.5%
■購入価格/3,240円

◆色/紫がかった深みのある濃いガーネット。粘性は豊かで、よく熟した色合い。
◆香/ブルーベリー、ブラックチェリー、カシス、プラムの芳醇な果実香とスミレ、干し草、甘草やほのかに樽由来のヴァニラ、キャラメル等の甘い芳香が感じられます。
◆味/太陽の恵みを受けてスクスクと育った葡萄の凝縮感あふれる旨味にそっと寄り添う穏やかな酸味とまろやかなタンニンが印象的な濃厚でふくよかなテイスト。余韻として口の中に残るスパイシーなフレーヴァーが味わいにさらなる厚みを加えます。

前回いただいた“ネグロアマーロ”は、全体的な味わいのバランスが程良く取れたワインでしたが、今回の“アリアニコ”は、温暖な地域産のエッセンスが思う存分味わえる骨格のしっかりとした肉厚でストレートな仕上がりとなっています。

☆ 78 pt ☆


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